News:教育
2013年12月1日号
【情報理工学部】仲間を募ってものづくり
プログラミングの腕を競う
ヤフーとコンテストを共催


湘南校舎で11月1日、情報理工学部による同学部生と大学院生を対象に実施したプログラミングコンテスト「Hack U@東海大学情報理工学部」の発表会が開催された。学生約100人が26チームを結成し、1カ月をかけてソフト、ハードを問わずオリジナルの作品を製作して、そのアイデアや完成度の高さを競い合った。


この催しは、検索サイト大手のヤフー蠅、社内のエンジニアを対象に開いているコンテスト「Hack Day」の学生版として、社会に役立つ技術を発信する力を養おうと同学部が初めて共催したもの。7月に事前説明会が行われ、学生たちは自由にチームを結成。月下旬から約1カ月間、ヤフーのエンジニアから助言を受けながら、アイデア実現に向けて製作に取り組んできた。

発表会では、各チームが自作を180秒でプレゼンテーションして、長幸平学部長をはじめとした教員や、ヤフーチーフモバイルオフィサーの村上臣氏ら審査員に優れた点をアピール。スマートフォンを使ったバイク用のナビゲーションソフトや、掃除用ロボットをモーションジェスチャーで操作できるシステム=写真、音楽に合った映像を自動的に生成するアプリケーションなど、工夫を凝らした自信作について次々と早口で紹介していった。

会の様子は特設サイト上で生中継され、閲覧者も投票が可能になっており、最も評価された作品には「Happy Hacking賞」が授与されたほか、優れた9作品に学長賞や技術賞などが贈られた。長学部長は、「この取り組みは東海大学が掲げる“集い力”“挑み力”“成し遂げ力”“自ら考える力”を養うもの。来年以降も続けていきたい」と話した。


W受賞「でんしバト」
“ゆとり”武器に全国大会へ

最優秀賞に選ばれたのは、チーム「ピンフノミ」の青木雄太郎さん(大学院工学研究科情報理工学専攻1年)、榎本光さん(同2年)、北原駿さん(同)、齊藤大樹さん(同)が製作したスマートフォン用アプリケーション「でんしバト」。Happy Hacking賞とのW受賞となった。

指定した場所に対してメールを送り、受信者はその場所に行ってメールを受け取らなくてはならないユニークな仕組み。審査員からは、「キャラクターやプログラムにゆとりがあり、完成度も高い」と高評価を受けた。来年2月に開催される「Open Hack Day Japan」への出場権も与えられており、学生たちは「より充実したアプリへと完成度を高めて全国に臨みたい」と意気込んでいる。