News:ひと
2013年12月1日号
フランス語弁論大会で優勝
藤本ハイメさん(教養学部4年)

「新しい環境にも思いきって飛び込めるのが、僕の特技」――。11月9日に京都外国語大学で開催された第45回「全日本学生フランス語弁論大会」で優勝した藤本ハイメさん。同大会は、学生を対象とする全国規模のフランス語弁論大会としては国内唯一のもの。全国の大学からフランス語を専門に学ぶ精鋭が参加する。今大会には同志社大学、一橋大学など13大学から24人が出場した。

藤本さんのテーマは「二つの祖国」。8歳のときペルーから日系三世として両親とともに日本に来てからの日々や、二重国籍を認めていない日本で国籍を選ぶ際に逡巡した思いなどを、見事なフランス語で表現した。「言葉が通じなくて落ち込んだとき、得意なサッカーを通じて友達ができた」。そのうれしさ、言葉が上達するにつれてコミュニケーションが深まった喜びは今も忘れない。

幼いころから、フランスとイタリアのハーフだった曽祖父のことを聞かされ、フランスに興味を持っていた藤本さん。大学に入学してから第二外国語として迷わずフランス語を選択した。「仲間と励まし合って学んできました。優勝は、先生方をはじめ皆の助けがあったからこそ。チーム東海の勝利です」

 
(写真)藤本さん(中央)は最高位の「在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本賞」を受賞