News:付属諸学校
2013年12月1日号
200人が力を合わせて一体感を表現
園児から高校生までが協力
笑顔あふれるアート作品に


清水キャンパスの一体感を表現したアートを作ろう―。11月2、3日に開かれた付属翔洋高校(静岡市)と同中等部の建学祭にあわせて、付属幼稚園の園児から高校生まで約200人が巨大なアートを制作した。

ペットボトルのキャップを使った2メートル×6メートルの作品は建学祭期間中、翔洋高のエントランスホールに飾られ、来場者を楽しませた。このプロジェクトは翔洋高生徒会が翔洋中の生徒会に、「建学祭で共同企画をやろう」と7月中旬に呼びかけて始まった。翔洋高生徒会顧問の成田哲人教諭は、「昨年同じキャンパスに付属幼と付属小学校が移転したことを受け、何か連携した活動をしたいと生徒会から声が上がったことがきっかけ」と話す。
 

付属小の児童会と付属幼にも参加を呼びかけ、共同企画に挑戦することになった。話し合いを重ね、キャップを使ったアート作品を作ることに決定。さっそく材料集めを始めた。中高生たちは、各クラスで協力を呼びかけたほか、近隣の商店を回って支援を要請。園児や児童も自宅からキャップを持ち寄った。

付属小の児童も加わり、建学祭直前に完成
翔洋高生徒会の藤浪椋太会長(3年)は、「最終的に約3万個のキャップが集まったのを見たとき、うれしさとともに絶対に成功させたいという決意が固まった」と語る。中高生たちが図案の参考になる作品を探していたところに、翔洋高美術部から同高の建学祭テーマでもある「咲」を子どもたちの笑顔で表現した絵が提供され、それをモチーフにした。

せっかくの機会。みんなで作ろう」と、園児から高校生までが分担してキャップを洗浄=下写真。中高生が中心となりプラスチック製の段ボール板にボンドで貼りつけた。建学祭直前の10月31日には、付属小の全校児童も翔洋高生と一緒に最後の仕上げを行った。

翔洋中生徒会の望月建瑠会長(3年)は、「完成した作品を見たときの小学生の笑顔が忘れられない」と振り返る。建学祭期間中、作品を見た来場者からは、「生徒だけでこんなに大きなものを作るなんてすごい」といった感想が聞かれた。作品は、建学祭終了後も引き続きエントランスに展示されている。生徒たちは、「力を合わせる楽しさを実感しました。他の学園行事でも協力の輪を広げていきたい」と意気込んでいる。

 
(写真上)中心となって活躍した翔洋高生徒会と翔洋中生徒会の役員たち。作品には約1万5000個のキャップを使った。残りは、静岡市の社会福祉協議会に寄付する