News:付属諸学校
2014年2月1日号
【第四高野球部】地域の養護学校で恒例行事
子どもたちと雪で遊ぼう!

付属第四高校(札幌市)の野球部が1月11日、北海道真駒内養護学校で開かれたウインタースポーツ体験イベント「雪と遊ぼう」をサポートした。同校の保護者や卒業生らからなる「おやじの会」が主催するイベントに、野球部が参加するようになって8年目。昨年は養護学校の保護者らが横断幕を作って第四高の公式戦に応援に駆けつけるなど、交流を続けている。

「こんにちは!」「久しぶりだね」。次々と会場に現れる子どもたちに、部員たちが笑顔で声をかける。「今年もよろしくお願いします」という保護者の声を背に、部員たちは子どもたちをソリに乗せて、巨大なすべり台を登っていった。

グラウンドには、前日から準備したアトラクションが並ぶ。ソリですべって坂の下にあるペットボトルを倒し点数を争うすべり台、子どもたちをソリに乗せて走るリレーコース、60人の部員全員が入れるかまくら……その一つひとつが部員と保護者らの手作りだ。

力仕事はお手のもの、“支え”感じる機会に
すべり台を担当した眦直勅臂(2年)は、「もともとあった丘を起点に雪を積み、ソリが落ちないように壁を作ったり、ガタガタしないように踏み固めたり。危なくないように何度も試走しながら作業した」と振り返る。その成果もあり、部員とともにソリに乗った子どもたちは大喜び。全身で風を受けて笑顔を見せる子どもたちを見て、「準備は大変だったけれど、こんなに喜んでもらえるならあと3つぐらい作れる」と笑い合っていた。

おやじの会会長の眩厠爾気鵑蓮◆崟菁擇燭舛らいいところを受け継いで、年々クオリティーが上がっている。今では第四高の野球部なくしてはできません」と話す。もともとは会のメンバーらが準備から当日の運営まですべてをまかなっていたが、「力仕事ですから、それはそれは大変で……」とPTA会長の鈴木廣隆さん。第四高の卒業生でもある保護者が協力を依頼し、今では部員たちが全面的にサポートしている。

大脇英徳監督(第四高教諭)は、「野球以外のことに触れるのは進路や将来を考えるいい機会。いろいろな人に応援し、支えられていることを感じてほしい」と話す。最後に眦勅臂が、「イベントを通して多くのことを学ばせてもらいました。今年の夏は甲子園に行って、皆さんに恩返しができるように頑張ります」と宣言し、会場は大きな拍手に包まれた。

 
(写真上)危なくないように部員とともに子どもをソリに乗せ、凹凸のあるコースをリレーした
(写真下)当日は養護学校の小学部、中学部、高等部の生徒たちのほか、家族や卒業生ら約50人が参加。巨大なすべり台をソリで下ると、子どもたちはもちろん保護者や部員からも大きな歓声が上がった