特集:東海大生200人に聞きました
2014年2月1日号
「結婚」についてどう思う?
まだまだ……それとも?

25歳時点での女性の未婚率はこの30年ほどで30ポイント以上増え、50歳時点で一度も結婚したことのない男性の割合は17ポイント近く上昇。一方で、「いずれ結婚するつもり」と考えている若者は男女とも9割近くいて、大きな変化は見られない――。平成25年版厚生労働白書は、若者の晩婚化・未婚化の傾向が進みつつも、結婚願望は変わらないと分析している。東海大生は、「結婚」についてどう考えているのだろう。男女100人ずつに聞いた。






「将来、結婚したいと思いますか?」との質問に、男子学生は90%、女子学生も88%が「はい」と回答。白書とほぼ重なる結果になった。「はい」と回答した学生に、5歳刻み「何歳までに結婚したいですか?」と聞いたところ、男女とも「30歳まで」が最多となり、こちらも白書に見られる晩婚化の傾向を裏づける結果に。学生からは「早く結婚したからよいわけではなく、しっかり考えた結果、晩婚化が進んでいるのでは」(生物学部2年・女子)という指摘もあった。

「結婚の利点はどんなところだと思いますか?」との問いでは、男女とも「家族を持てる」がトップ、「好きな人と一緒にいられる」が続いた。しかし、3位になると男子は「精神的な安定が得られる」、女子は「経済的な安定が得られる」と結果が分かれた。結婚後の経済的な問題に関しては、「自分の力で家族を養えるか不安」(工学部1年・男子)、「経済的安定を得ないと結婚して子育てはできないと思う」(生物理工学部3年・女子)など、男女ともに関心は高い。「多くの夫婦が共働きをせざるを得ないのが現状だと思う」(教養学部4年・女子)と、冷静に現実を見据えた声もあった。




では、結婚後の就労についてはどう考えているのか。「あなたは結婚後も働き続けたいですか?」と聞いたところ、男女ともに多くの学生が「(子育てなどで中断しても)働き続けたい」と回答したものの、「今はわからない」と答えた女子は23人いて、結婚や出産後に仕事を続けることへの迷いも浮き彫りに。逆に、「パートナー(配偶者)には働き続けてほしいですか?」では、男子学生の半数近くが「今はわからない」と答えた。
 
どのような相手といつ結婚するか、結婚後の就労や子育ての仕方など、結婚を控える若者の前には多様な選択肢がある。このアンケートをきっかけに、仲間と語り合ってみては?


学生たちの声から
Q.「結婚」について思うことは?
▽結婚を目標に置くのではなく、結婚してからどうなりたいかを考えたい(工学部4年・男子)
▽いつまで愛が続くのか……結婚してからも女を磨く努力は怠れなさそう(海洋学部1年・女子)
▽少子化や晩婚化など普段は身近に感じない話題が、就職と組み合わされると一気に身近に感じる(生物学部2年・女子)
▽心を許せる人と結婚したい。子どもを持つと使命感も出て、人間としてレベルアップできると思う(海洋学部1年・男子)
▽仕事をしたいので、早く結婚したくない(基盤工学部1年・女子)
▽恋人のいない自分にとっては、ずいぶん未来の話だと思う(総合経営学部4年・男子)
▽毎日笑顔で、何があっても助け合っていけるような結婚がしたい(健康科学部2年・女子)
▽男性は子どもができてからも働くのが容易なのに、女性がなかなかそうできないのは不公平。社会の価値観も古い (生物理工学部3年・女子)
▽妥協と我慢が必要になると思う(情報通信学部4年・男子)
▽姉が結婚して子どもを産んでから、自分も結婚して子どもがほしいと思うようになった(教養学部4年・女子)
▽遺産相続のごたごたをよく耳にするため、もう少し考えるところがあると思う(法学部2年・男子)
▽早く結婚して子育てを終え、体が動く限り夫婦で旅行したい(観光学部2年・女子)
▽結婚にはお金が必要だといわれるが、大切なのはお金より相手を思う気持ちや、この人と結婚したいという心だと思う(体育学部4年・男子)   
▽「女の子は結婚に夢を抱くのが当たり前」という風潮が理解できない(文学部2年・女子)
▽早く結婚したい。自分の家族が大好きなのでそれ以上の家族を築きたい(総合経営学部2年・女子)
▽結婚に限らず、お互いが満足する関係であればよいのではないか(工学部2年・男子)
▽一生独り身では寂しいし不安。結婚したほうが両親にも安心してもらえると思う(情報通信学部4年・女子)
▽異性を好きになったことがないので、結婚というイメージを考えられない(文学部1年・男子)