News:学園
2014年3月1日号
第45回海外研修航海 41日間の航海がスタート
活気あふれるアジアを巡る
出会いと感動の待つ大海原へ

学園の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)でアジアの国々を訪ねる「第45回海外研修航海」の出港式が、2月15日に静岡市清水区の清水マリンビルで行われた。研修団は東海大学の各キャンパスから参加した研修学生96人と団役員14人、乗組員26人、乗船教官1人、海洋学部航海学科航海専攻の練習学生19人の総勢156人。友人や保護者らに見送られ、3月27日まで41日間の旅が始まった。


海外研修航海は、諸外国の文化に触れて国際的な視野を培い、共同生活を通じて人間形成を図ることを目的に、1968年から行われている学校法人東海大学独自の教育プログラム。今回は、世界を一周した96年以来18年ぶりにアジア各国を訪問。ハロン湾(ベトナム)、バンコク(タイ)、シンガポールなど5カ所に寄港する。モンクット王ラカバン工科大学(タイ)など東海大と長い交流の歴史を持つ大学の学生や現地在住の同窓生と交流、船内では学生企画の洋上クラブやスポーツ大会を行う。

式典には山田清志副学長をはじめ学園関係者、保護者らが出席。松前達郎総長が贈った「慌ただしい日常と情報化社会の喧騒から距離を置き、豊かな人生観を養ってください。航海が一生の思い出となることを期待しています」とのメッセージを山田副学長が代読した。続いて内藤耕団長(文学部教授)、望星丸の荒木直行船長、間瀬菜々美学生長(観光学部4年)が、航海の安全と成功に向けて宣誓した。

出港を前に決意を新たにして船に乗り込んだ学生たち。「海外に友人をつくり、さまざまな価値観を学びたい」(奥田佳大さん・海洋学部1年)、「船内の生活や寄港地での経験を通して物の見方や考え方が変わると期待しています」(福岡英将さん・工学部1年)と語っていた。望星丸は、保護者や友人からの色とりどりのテープと歓声に見送られながら出港した。

研修団の声から
◆内藤耕団長
今回は、学生同士だけでなく各国の若者ともつながってほしいとの思いから「みんなでつながるアジアの海」をテーマに選びました。寄港地には経済的に発展しつつあり、若く元気のある国が多い。学生にはその熱気を肌で感じ、大いに成長してほしいですね。

◆間瀬菜々美学生長
全国から集まった仲間と切磋琢磨しながら成長できる、東海大を凝縮したプログラムだと思い参加しました。船内イベントや寄港地での交流を精いっぱい楽しみ、最高の旅にしたいと思います。

▽一行は、2月20日に台中(台湾)に寄港し、現地の学生らと交流した。その後、ハロン湾(ベトナム)、バンコク(タイ)を巡り、シンガポールで折り返し、沖縄に寄港して3月27日に清水港へ帰港する予定だ

(写真上)見送りの友人や保護者に手を振りながら、出航する研修団の学生たち
(写真下)出港式の様子

 
航海の日々をネット配信

研修航海では洋上クラブの一つ「映像・通信クラブ」が、航海の様子をフェイスブックなどで配信している。「参加できなかった学生をはじめ、多くの人に航海の魅力を発信したい」(田中大貴さん・法学部1年)と有志で結成したもの。日々の様子をビデオで記録し約1分の動画にまとめて配信するほか、ビデオ通話ソフトを使って日本にいる情報理工学部コンピュータ応用工学科の学生有志と交信。その模様をユーストリームでライブ配信する(詳細は海外研修航海のフェイスブックページhttps://www.facebook.com/osec.tokaiを参照)。

航海の様子は、ホームページhttp://ship.pr.tokai.ac.jp/45/でも公開中。望星丸の航跡と現在位置や、研修団員の日記などを見ることができる。