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2014年3月1日号
高輪校舎でセキュリティーコンテストを主催
楽しみながらITを学ぶ
蓮沼愼太郎さん(情報通信学部4年)

「パソコンに侵入し、データを攻撃するハッキングを知る人は多いと思います。目をそむけがちですが、IT機器を守るためには誰かがその技術を学び、対抗しなければなりません」。2月13日に高輪校舎で、コンピューターセキュリティーの技術を競うコンテスト「Tokai univ Takanawa Campus Capture The Flag」(T2C CTF)を主催した蓮沼愼太郎さん。

CTFは世界中で行われているコンピューターセキュリティーに関する競技大会。ハッキングなどのサイバー攻撃からIT機器を守ったり、逆に相手のIT機器を攻撃したりという課題に挑み、点数を争う。同校舎の学生を対象とした今回のT2C CTFでは、参加者15人が4チームに分かれ、蓮沼さんが用意した11のセキュリティーに関する課題に挑戦。合計点を競った。

昨年、蓮沼さん自身のコンピューターがサイバー攻撃を受けたことが、このイベントを企画するきっかけになったという。対策を調べるうちにCTFの存在を知り、課題をクリアしたときの充実感に魅せられた。同年8月、4泊5日で集中的にCTFを学ぶ講習会に参加。「多くの人に魅力を知ってほしい」という思いを強めた。しかし大会に出場するには豊富な知識が必要で、敷居が高い。そこで、「初心者も気軽にできるCTFをやろう」と決意。課題や競技の環境を準備し、1月には勉強会も実施した。「参加者からは“学外の大会も挑戦します”と頼もしい声も。楽しみつつITの知識を得られるという、CTFの醍醐味を伝えられました」

 
(写真)「CTFの全国大会で、いつか好成績を残したい」と熱く語る