News:教育
2014年5月1日号
2013年度ティーチング・アワードが決定
授業を評価し5人に優秀賞

2013年度「東海大学ティーチング・アワード」の受賞者が決定し、4月1日に各校舎で表彰式が行われた。学生による授業アンケートをもとに、優れた授業を行う教員を表彰する取り組み。大学教育の質的向上と教員の授業に対する努力を評価することを目的としている。13年度は全国のキャンパスから5人の教員が優秀賞に選出された。


13年度の受賞者は、経営学部経営学科の田中靖久講師、工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の新井直樹准教授、健康科学部社会福祉学科の阿部正昭准教授、課程資格教育センターの鈴木正行教授(14年度から非常勤講師)、外国語教育センター第一類の中川浩非常勤講師。田中講師は09年度に続き、2度目の受賞となった。

東海大学では1993年から学生による授業評価制度を全国の大学に先駆けて取り入れるなど、早くから教育の質向上を目指す取り組みを展開してきた。2002年度から導入している「ティーチング・アワード」もその一環。履修者数が20人以上の講義科目を、当該年度の春・秋学期の合計で3科目以上担当している教員が選考対象となる。

選考にあたっては教育支援センターが実施する「授業についてのアンケート」の「総合評価平均評価点」「アンケート実施率」などを考慮したリストの中から、学部などが候補者を推薦し、集計点の最も高い教員を最終候補として選出した。さらに学長室を中心に厳正な審査が行われた結果、13年度は5人の教員が優秀賞に選ばれた。今後はFD活動の一環として、受賞者の授業の工夫について、学内広報誌などで紹介される予定となっている。

受賞した教員のコメント
▽田中靖久講師(経営学部)
モットーは「規律・情熱・ユーモア」。難しいことも見方を変えて面白く、楽しく見せる工夫をしています。授業は教職員と学生が協力してつくり上げるもの。皆で力を合わせ、さらに充実した授業を目指していきたいと思います。

▽新井直樹准教授(工学部)
最新のデータや情報を用いて、なぜそうなったのか考えさせる工夫をしています。「気象」は常に現実社会につながる課題。学んでいる知識が将来の安全につながると感じさせることで、学生の理解度が向上すると思います。

▽阿部正昭准教授(健康科学部)
安心できる雰囲気の中で、何でも言い合える居心地のよい教室を目指しています。介護は相手の体に直接触れる仕事。技術を教えるだけでなくメンタル面のサポートも大切に、学生の声に耳を傾けることを心がけています。

▽鈴木正行教授(課程資格教育センター)
情熱を持って実践的指導力を育成するよう努めています。また、授業の合間に自らの教師経験から感じた喜びやうれしさ、失敗談なども披露。教職への意欲や適性について、自己を客観的に見つめる機会も設けています。

▽中川浩非常勤講師(外国語教育センター)
学生の個性を理解し、一人ひとりに合った接し方や指導を心がけています。学生の経験を授業コンテンツに取り入れることで、英語に親しみが持てるよう工夫。「失敗してもいい環境」「皆で一緒に学ぶ環境」をつくっています。

 
(写真)睫酘麩些慊(左)が賞状を授与(右は受賞者の中川講師)