News:学園
2014年6月1日号
地域の美化にひと役
福岡短大卒業生保護者の会
駅前の清掃が100回を迎える

子どもたちがお世話になったキャンパスの最寄り駅をきれいに――。そんな思いで始まった福岡短期大学卒業生の保護者による「望の会」のJR九州赤間駅周辺清掃活動が5月7日、通算100回の節目を迎えた。当日は福岡短大の学生、教職員をはじめ学園関係者が多数集まり、記念のセレモニーが開催された。

望の会による清掃活動は、会員の子女が通学などで利用した赤間駅周辺の清掃を通して、同駅に恩返しするとともに、地域貢献につなげようと2006年2月から始まった。以来、会員有志に加えて福岡短大の学生や教職員も参加し、8年4カ月にわたって1度も休むことなく実施。毎月第1水曜に、駅周辺のゴミや空き缶、ペットボトルなどを回収してきた。7日の清掃では、望の会会員をはじめ教職員や学生ら約30人が参加。いつもどおりの清掃を行った後、福岡短大と隣接する付属第五高校、付属自由ケ丘幼稚園による福岡東海キャンパスの主催で「100回記念式典」が開かれた。赤間駅の荻浩文駅長や宗像市コミュニティ・協働推進課の瀧口健治課長、東海大学学園校友会の鳥羽瀬正一会長ら多数の来賓も出席。荻駅長から同会に感謝状が授与されたほか、鳥羽瀬会長からはこれまでの努力に対して表彰状が贈られた。

望の会の池田弘会長は、「この8年間で駅周辺のゴミが減っていき、開始当初の約半分の回収量となった。環境美化に対する啓発につながっているのでは。この活動が地域活性化の一助になれば」と話す。この清掃活動は節目を迎えたことから、今後は福岡東海キャンパスとして活動を受け継いでいく計画。福岡短大の神山高行学長は、「望の会の志を継承し、学生教職員が一体となって5年、10年と続けていきたい」と意欲を語っている。

 
(写真上)8年4カ月にわたって1度も休むことなく活動を続けてきた会員らに拍手が送られた。節目を迎えたことから、今後は福岡東海キャンパスによる主催で清掃を続けていく予定となっている
(写真下)学生も清掃活動に参加