News:付属諸学校
2014年6月1日号
仲間と一緒にダンスの頂へ
付属高輪台高校(港区)ダンス部が3月27日、千葉県の幕張メッセで開催された全国大会「USA School&College Nationals 2014」の高校編成・Hip Hop-Large部門で初優勝した。出場したのは3年生24人の男女混成チーム「HOP BOOTY」。中学校編成のSong/Pom-Small部門では付属翔洋高校中等部(静岡市)のチアリーダー部が初出場で2位に輝いた。

高輪台高

「もっと足を上げて」「フォーメーションが乱れている」と部長の光藤広美さん(3年)の熱いげきが飛ぶ。今大会で優勝した高輪台高ダンス部の3年生たちは、6月14日に東京・有明コロシアムで開催される全国高校ダンスドリル選手権大会関東大会に向けて仕上がったばかりの振り付けで練習に励んでいる。アクロバティックな動きや激しいステップを楽しそうにこなす表情から、ダンスへの思いが伝わってくる。周りでは後輩たちから「先輩ファイト!」の声が響いていた。

今大会では各校がレベルアップする中、プロの振付師に依頼して本気で勝利をつかみにいった。「難しい技も多くて体力的に苦労していましたが、最後までよく踊りきった。生徒の成長を感じました」と顧問の青木直也教諭。光藤さんは、「15人以上のLarge部門に挑むのは初めてでプレッシャーを感じていた。朝も昼も集まり細部にまでこだわって練習していたので、優勝したときは涙が出ました」と振り返る。

今年は創部以来の大所帯となり63人で活動している。普段の生活をきちんとすることをモットーに、全員が真摯に部活に打ち込む。1年生の大久保邦香さんは、「建学祭の舞台を見て感動し入部を決めました。先輩たちのようにうまくなりたい」と思いを語る。

現在は学年ごとにチームを編成し、1年生は基礎固め、2年生は6月15日に東京・文京シビックホールで開催される日本ダンス大会への初出場を目指す。そして3年生はダンスドリルの関東大会で優勝し、8月の全国大会制覇を狙っている。「ダンスは見ている人も幸せにできる最高のスポーツ! 仲間と力を合わせて感動を届けたい」と口々に決意を語った。

(写真上)初優勝した「HOP BOOTY」の24人。激しいビートに合わせて圧巻のパフォーマンスを見せた
(写真下)何度もフォーメーションを変えながら踊る

 
翔洋中

創部1年目で見事、全国大会への出場を果たした翔洋中のチアリーダー部。ポンポンを両手に持って音楽に合わせたチームパフォーマンスを披露するSong/Pom-Small 部門(15人以下)で2位に輝いた。河村佳奈さん(2年)は、「大きな大会だったので驚いたけれど、皆で声をかけ合ったら緊張が吹き飛んで、自分たちの演技を見せることができました」と振り返る。

昨年4月の創部当初の部員は1、2年生のみ10人。「礼儀作法や先輩・後輩の役割というところから教えなければならなかったのが大変でしたね」と顧問の岩田直子教諭は笑う。そのほとんどがチア初心者だったため、「技の難易度よりもまずは正確さ。それと、シャープで力強い動きをすることを心がけて指導しました」と、翔洋高チアリーダー部OGの望月えりかコーチは話す。

松前記念総合体育館(旧付属小学校)での練習は、火曜から金曜の放課後約2時間と土・日曜の各半日程度。翔洋高チアリーダー部とともにウオーミングアップをした後、ダンスやステップの練習に励んでいる。次の目標は、6月28日の全国中学校ダンスドリル選手権東海大会で好成績を残すこと。「3年生にとっては最後の大会になるので、力を合わせて8月の全国大会に出場できるような演技をしたい」と安田乃愛さん(3年)は語っている。

(写真上)音楽に合わせて笑顔できびきびと踊る
(写真下)新1年生も加わり、練習にも力が入っている