News:教育
2014年7月1日号
文学部の教養番組「知のコスモス」5周年
多彩な企画を展開
ネットでの配信もスタート

文学部広報メディア学科の学生が制作するテレビ番組「知のコスモス」が、2009年4月のスタートから5周年を迎えた。文学部14 学科の教員が専門分野について語る教養番組で、全国のケーブルテレビ局で隔月放送されている。文学部では、節目の年を記念して湘南校舎14号館での展示会や番組のネット配信といった企画を展開している。

「知のコスモス」は文学部が展開する実践プログラム「メディアプロジェクト」の一環。1年ごとに「いのち」や「きずな」「まなび」「ことば」といった年間テーマが設定され、学生が務める聞き手のインタビューに対して、文学部の教員がそれぞれの専門分野を通して答える、15分のトーク番組だ。

09年度の放送開始以来、毎年6本を制作。13年度までに30人の教員が出演してきた。同学科の五嶋正治教授の指導のもと、学生が企画・構成から撮影、編集まで番組づくりのすべてを担当。湘南校舎3号館の「文学部スタジオ」で、最新鋭の機材を使って収録している。

「大学から地域に向けて情報を発信できないか、という企画で始めた実践教育プロジェクトです。学生たちには、番組の制作過程で出演者、学生スタッフとのコミュニケーション能力を培ってもらいたいと思っています」と五嶋教授は語る。

番組は全国14のケーブルテレビ局とJ:COMケーブルネットを通じて東京、千葉、茨城、神奈川、埼玉で放送。視聴世帯数は約300万世帯を数える。さらに、より多くの人に番組を見てもらおうと5周年を記念した企画として、バックナンバーの文学部サイトでの配信も始まった。準備が整ったものから順次アップされており、スマートフォンでの視聴も可能だ。

プロジェクトのリーダーを務める眞弓莉沙子さん(2年)ら参加学生たちは、「出演される先生が決まったら、文献などの資料や専門分野について調べ、番組内での質問や挿入するVTRのアイデア、構成を練ります。番組では、さまざまな世界の話に触れられるので刺激的です。より多くの方たちに見てもらえるよう頑張っていきたい」と話している。

(写真上)今年度も約10人の学生が参加し、「ことばと地域」をテーマにした番組の制作、放送が始まっている
(写真下)「知のコスモス」インターネットで配信中!

 
番組内容や出演者の声、広報班が展示会を運営

「知のコスモス」の活動を振り返る、「教員と学生の共同制作番組『知のコスモス展〜5年間の軌跡をたどる〜」は5月23日から6月5日まで、湘南校舎3号館の文学部展示室で開催。各回の放送内容や、出演教員と聞き手を務めた卒業生へのインタビュー記事をポスターにして展示した。

企画・運営を担当したのは、「メディアプロジェクト」の広報班である「Spinach!!」の学生たち。リーダーの三浦智美さん(3年)は、「展示を見れば番組の流れがわかるように工夫しました。同じ学科の仲間が作っている番組を、より多くの人に知ってもらえる機会になった」と話していた。