News:付属諸学校
2014年7月1日号
【第四高】デザインの授業がスタート
爐錣燭靴鯢修好蹈〞を作ろう!

付属第四高校(札幌市)で今年度から2、3年生の選択科目として「デザイン」の授業が始まっている。隣接する東海大学札幌校舎の国際文化学部デザイン文化学科との連携も視野に入れた、新しい取り組みだ。

デザインの授業は週2日、1時限ずつで、2年生は理科、3年生は数学との選択科目のため、主に文系の生徒が履修している。小坂秀王校長は、「札幌校舎にデザイン文化学科ができて3年目。より連携を深めることを目指して授業を設けました」と話す。

4月に着任した清武昌特任教諭が、美術の石川雅昭教諭とともに授業を担当。現在は2、3年生ともに、最初の課題である「わたしを表すロゴマーク」を制作している。清武教諭は、「ロゴデザインの特徴や役割、レタリングの方法、形や色による視覚的効果を学んでもらいたい」と課題の意図を説明する。

授業はまず、「わたしに関するいろいろな言葉を引き出そう」と題し、各自の興味関心ごとや好きなもの、性格などを箇条書きにし、コンセプトをまとめることからスタート。その後、自身の名前から漢字1字を選んでデフォルメしていった。

6月17日にあった3年生の授業では、鉛筆の下書きにポスターカラーで色をつける最後の仕上げに取りかかっていた。「4月生まれで桜が好きなので、猴〞の字を桜で形作りました。色もピンクで、明るい性格を表現できれば」と木村有伽さん。伏見海翔さんは、「韓国が好きなので、牾〞のさんずいを 爐いと〞を意味するハングル3文字で表しました」と話す。作品は7月18、19日の建学祭で展示する予定だ。

今後はキャラクターデザインや、土産物のパッケージデザインのほか、札幌校舎の施設を使ってコンピューターグラフィックも学び、1年間のまとめとしてポートフォリオを制作する計画だ。

清武教諭と石川教諭は、「デザインすることの喜びや興味を引き出す授業にしたいと考えています。札幌校舎の先生方とも連携したい」と話す。小坂校長は、「2016年度に札幌校舎内に移転する本校の新校舎には、グラフィックデザインを学べるデジタルアトリエも設置します。生徒には授業を通して総合力を磨いてほしい」と語っている。

 
(写真上)清武教諭と石川教諭にアドバイスをもらいながら丁寧に色をつけていく
(写真下)桜をメインにした木村さんの作品(右)と、うちわをモチーフにした遠藤涼さん(3年)の作品。「デザインが好きなので、授業はすごく楽しい。将来につなげたい」と遠藤さん