News:学生
2014年12月1日号
南半球の国際大会を全制覇
ライトパワー・ソーラーカーチーム
チリの難コースをものともせず

チャレンジセンター「ライトパワープロジェクト」のソーラーカーチームが、11月13日から17日までチリ北部アタカマ砂漠で開かれた南アメリカ大陸唯一のソーラーカーレース「カレラ・ソーラー・アタカマ」で優勝。オーストラリア、南アフリカ、チリと南半球で行われるすべての国際大会を制した初のソーラーカーチームとなった。

この大会は、アタカマ砂漠北部の街ポゾ・アルモンテをスタート・ゴール地点に、南東部のトコナオ、西部のアントファガスタなどを4日間かけて巡る1082キロの通過タイムを競うもの。コース全体で3400辰良弦盧垢あり、未舗装の道路も走行する過酷なレース。5カ国から20チームが出場した。

東海大学チームは予選こそ1位になったものの、州境を越える際に外国人のみに課せられる通関に時間がとられ、地元のアンタカリ大学に抜かれて初日のうちに2位に後退。3日目にはブレーキトラブルなどに見舞われてトップと1時間14分差の3位になるなど、厳しいレースを強いられた。それでもあきらめず最終日にアンタカリ大を抜き、1位でゴールした。

11月25日には、東京・霞が関の東海大学校友会館で優勝報告会を開催。吉田一也副学長やチーム総監督でチャレンジセンターの木村英樹所長、学生リーダーの若林希さん(工学部3年)のほか、協賛企業からパナソニックと東レの代表者も登壇した。

木村所長と若林さんがレースの概要や経過、成果などを紹介。木村所長は、「さまざまな企業から提供を受けた技術を統合することで、日本の技術力をアピールする機会になった」と成果を語った。若林さんは、「とても過酷なレースで、優勝をあきらめそうになる場面も。それでも最後まで戦い抜いたことで、チームの総合力も上がりました」と振り返った。

来年度は、前回準優勝に終わったオーストラリアのワールド・ソーラー・チャレンジに出場する予定。学生たちは、「今回の経験を生かして優勝トロフィーを奪回したい」と意気込んでいる。

 
(写真上)優勝報告会でトロフィーを手に喜ぶ学生たち
(写真下)レース中は一瞬の気も抜けない展開が続いた