News:教育
2014年12月1日号
エシカルファッションの公開講座
身近な暮らしから社会を変える

教養学部SOHUM「アースミュージアム」プロジェクトによる公開イベント「エシカルファッションで社会を変える〜コットンから考える現地と日本での現状と取り組み〜」が11月8日、JICA横浜国際センターで開催された。当日は、学生や教職員、ファッション関連企業の担当者など約40人が参加した。

環境への負荷などに配慮した「エシカル(倫理的な)ファッション」の知識を深め、身近な暮らしから社会を変え、国際社会に貢献するためのヒントを学ぶことが目的。世界の子どもたちを児童労働から守る活動を展開するNPO法人ACEの成田由香子氏と、フェアトレード専門ブランド「ピープル・ツリー」を手がける、フェアトレードカンパニー蠅領詭攣忙瓩鮃峪佞法講演やグループワークなどが行われた。

成田氏は、「コットン生産での児童労働と私たちとのつながり」をテーマに講演。40万人以上の子どもが危険な農薬を使用しながらコットン畑で働いているインドの実態を説明し、公立学校や教員の充足などすべての子どもたちに教育を受けさせる活動を展開するACEについて解説した。

また「企業によるエシカルファッションのソーシャルビジネスの現状と課題」と題して講演した鈴木氏は、フェアトレードによる衣類の企画、製造、販売について、インドやネパール、バングラデシュでの取り組みを紹介。「環境に配慮した価値の高い製品を作ることで途上国の人々に収入を得る機会を提供している」と語った。

グループワークでは、エシカルコンシューマー(倫理的な消費者)として何を基準に購買活動をするべきかについて議論した。参加した学生は、「途上国の抱える問題について認識しました。エシカルファッションによる国際貢献をさらに学んでいきたい」と感想を語っていた。

 
(写真)グループワークではファッションによる社会貢献について討論。大阪から参加した人も
Key Word:東海大学教養学部SOHUMプログラム
“SOHUM(ソヒューム)”は、ソーシャル・ヒューマンウエアの略。専門能力を生かして協働することで、社会的な課題を解決する行動力を磨く教育プログラム。