News:ひと
2014年12月1日号
ラジコン飛行機の日本代表選考会に出場
大きな夢に向かって知識と経験を積み重ねる
鈴木 貴之さん(工学部3年)

いつか自分のデザインしたラジコン飛行機で、世界大会に出場したい―。11月8日から10日まで埼玉県東松山市で行われた「F3A世界選手権選抜大会」で、6位に入った鈴木貴之さん。ラジコン飛行機「F3A」の猛者が曲芸飛行の技を競う9月の日本選手権で初出場ながら9位に入賞し、10位までの選手に出場権が与えられる選抜大会に初参戦した。3位以内に入れば来年の世界大会の日本代表資格が与えられたが、「結果は満足している」と話す。

「自ら機体を作るほどラジコン飛行機が好きな父の影響で、物心ついたころには自然と飛行機を飛ばしていました」。父親と同じクラブに入り、14歳のときには当時の最年少記録で全国大会の一つ「オールジャパン」で優勝する快挙を成し遂げた。現在は厚木市内にあるクラブに所属。師匠と仰ぐ先輩の指導を受けながら、曲芸飛行の腕を磨いている。 

「大会では演技の正確さや美しさが問われるので、反復練習が欠かせない。うまくいかず苦しいときもあるけれど、新しい技を覚えたり、自分の操縦したとおりに大空を飛び回ってくれる爽快感がたまらない」

東海大に進学したのは、父と同じようにオリジナルの機体を作りたいと思ったから。「でも入学してから、知識だけでなく幅広い経験も欠かせないことに気がついたんです。遠回りが必要になったけれど、いつか実現してみせます」

国内では数十年にわたってビッグ5と呼ばれる選手たちが君臨している。「いつかその壁を破りたい」。その第一歩を踏み出した。

 
(写真)大学では「学生航空機プロジェクト」に所属。オリジナルの航空機を制作し、学生室内飛行機コンテストにも出場している