News:付属諸学校
2014年12月1日号
【第四高吹奏楽部】全日本で3年連続金賞
表現力豊かに観客を魅了

北海道らしい豊かなサウンドと大らかな表現力で観客を魅了する。大きな拍手と歓声が、会場を包み込んだ―。10月26日に名古屋国際会議場で開催された全日本吹奏楽コンクール高校の部。32回目の出場となった付属第四高校(札幌市)の吹奏楽部が、3年連続18回目の金賞に輝いた。顧問の井田重芳教諭は、「予選や練習以上にいい演奏をしてくれました。32回目の出場ですが、演奏が終わった後の拍手と歓声は、これまででいちばん大きかった」と生徒たちをたたえた。

第四高は、課題曲に『行進曲「勇気のトビラ」』(高橋宏樹作曲)を、自由曲に『陽が昇るとき』(高昌帥作曲)を選んだ。「どちらも難しい曲なので全日本で演奏したのは第四高だけだった」と井田顧問。部長の村上守さん(3年)は、「特に『陽が昇るとき』は難しかった。これまで演奏してきた曲は、過去の事件や歴史などをもとにした曲だったので、物語を理解しやすかったのですが、今回の曲は違う。60人の部員全員で話し合ったり、個別に意見をぶつけ合ったりしながら、1カ月かけて物語を練り上げた」と振り返る。「つらいことも、大変なことも乗り越えて、全国の舞台に立てたことがうれしかった」と村上さん。

“お客さんに喜んでもらう演奏”がモットー。だからこそ難しい曲を選んだ。井田教諭が、「全国の吹奏楽ファンに聴いてほしい」と話せば、村上さんも、「お客さんに喜んでもらうことが一番」と続ける。“東海大四らしい演奏”で金賞に輝き、村上さんは、「応援し、支えてくださった方々のおかげです」と語った。

なお、同コンクールには付属高輪台高校(港区)も出場。課題曲『コンサートマーチ「青葉の街で」』(小林武夫作曲)、自由曲『白鳥の湖』(チャイコフスキー作曲)を演奏し、銀賞となった。

 
(写真)金賞に輝き、喜ぶ第四高の生徒たち ※写真提供=螢侫トライフ