News:学園
2015年1月1日号
理学部が創設50周年
記念の祝賀会を盛大に開く
理工系の基礎分野を担い、教育・研究の充実に貢献

理学部の「学部創設50周年記念祝賀会」が昨年12月6日に、東京・霞が関の東海大学校友会館で開かれた。1964年に東海大学5番目の学部として設置された。睫酘麩塞総長や山田清志学長をはじめとする学園関係者や教職員、卒業生ら約170人が出席。旧交を温めつつ、学部の歴史や現状、今後の活動への期待などを語り合った。

理学部は学園の創立者・松前重義博士が掲げた、「学問の基礎となるのは文学部と理学部で、その確固たる基盤の上に諸学科を組み上げて、はじめて大学は完成する」という理念に基づいて設置された。数学科と物理学科、化学科の3学科で始まり、1974年に情報数理学科を開設。理工系の基礎研究で多くの業績を挙げる一方で、一般教養と理工系の基礎科目も担当してきた。

84年には全学の基礎教育に関する教育・研究を担当する基礎教育研究室を設置。2010年には同研究室が中心となって最先端の分析機器の使い方を学び、さまざまな課題を科学的に分析・発信する力を養う副専攻「サイエンス・マイスター育成プログラム」を導入したほか、14年4月に完成した18号館を生かした新たな授業開発にも取り組んでいる。

式典では、山田学長が理学部を単独で開設している私立大学は全国でわずか12校であることに触れ、「その学部が50年の節目を迎えたことを誇りに思う」とあいさつ。その後、橋本敏明常務理事が、東海大の前身で1942年に開設された航空科学専門学校の物理科が同学部の源流であることを紹介した。

その後、氏家勝巳名誉教授や睫酩総長など、歴代の学部長経験者らが登壇。睫酩総長は「大学進学率が50パーセントをこえる中、総合大学では基礎教育や教養教育の重要性が高まっている。今後も基礎教育の充実に力を注いでほしい」と語った。

石原良美学部長は、「18号館の完成後、これまで以上に学生と教職員のコミュニケーションが活発になるなど、学部全体に活気があふれている。本学部の伝統を大切にしつつ、今後も社会のニーズを踏まえた教育を展開していきたい」と語っている。

 
(写真上)参加者が和やかに歓談した祝賀会
(写真下)石原学部長による18号館の特徴や概要の紹介も行われた