News:ひと
2015年1月1日号
ラベルデザインコンペで最優秀賞
篠崎鮎美さん(教養学部芸術学科デザイン学課程3年)

カラフルでポップな“雫(しずく)”が、丹沢の水のおいしさをアピールする―。秦野市水道局のボトルドウォーター「おいしい秦野の水・丹沢の雫」のラベルデザイン公募で、応募452作品の中から最優秀賞に選ばれた篠崎鮎美さん。1月から同市内の各販売店などで発売される予定で、「小さい子どもからお年寄りまで、みんなに手に取ってもらえればうれしい」と話す。

「コンペに応募するのは初めて」という篠崎さん。「夏休みに作品を作って何かに応募してみよう」と考えたときに、目に留まったのが今回のコンペだった。鉛筆で下絵を描き、パソコンのソフトを使って形を作っていく。こだわったのは、いくつも連なる雫の色と文字の配置。「水彩画のようにやさしいイメージで描きました。清涼感が大切だと思い、青系にまとめています。一つひとつ、微妙に色が違うところも見てほしい」

小さいころから絵を描くことが好きで、自分でキャラクターを考えては描いていたという。「祖母が裁縫や絵を描くことが好きだったので、その影響が大きいですね」と笑う。中学、高校と美術部に所属し、油彩や水彩などさまざまな作品に挑戦した。

東海大学に進学したのは、「デザイン学課程のエンターテインメントデザインコースに興味があったから」。授業は絵を描くだけでなく、文字の種類や余白の作り方、パソコンソフトの使い方を学んだり、ミュージアムショップのグッズデザインを企画したりと幅広く、「今回の作品もこれまでの授業で学んだことが生かせた」という。

「今後はパッケージだけでなく、ポスターのデザインもしてみたい。将来もデザインの道に進めたらいいなと思っています」



△審査委員会の総評では、「青や緑の雫の構成は、水のみならず秦野や丹沢を連想する複層的な広がりがある。バランスやセンスに優れている」と発表された