News:スポーツ
2015年1月1日号
19年ぶりのタスキリレー
九州キャンパス陸上競技部
島原学生駅伝出場 新たな一歩を踏み出す

19年ぶりに新たな一歩を踏み出した――。昨年11月29日、長崎県島原市営陸上競技場から島原文化会館までの7 区間、56.3キロで行われた九州学生駅伝対校選手権大会(島原学生駅伝)。オープン参加を含む30チームが、九州ナンバーワンを争ったこの大会に、九州キャンパス陸上競技部が19年ぶりに出場を果たした。

阿蘇校舎で活動する部員は全員、農学部に在籍しており、実習などの授業も忙しい。そのため、ここ数年は中長距離を走る部員が少なく、単独チームでの出場はならなかった。しかし、今年度は新たに3人の1年生が入部。部員が7人そろい、参加標準記録も突破したことで出場がかなった。

阿蘇校舎は標高が高く、夏は涼しいが、冬は雪が積もるほど寒い。主な練習場所は土のトラックになるが、「雨はもちろん、霜が降りれば、ぬかるんで使えなくなる」と本田憲昭監督(東海大職員)。それでも、「校舎内も周辺の道路も起伏が大きく、走るだけで足腰は鍛えられる」と地形を生かした練習を行ってきた。

成果が発揮されたのは各大学のエース級が投入される4区山登り。本田監督は「朝練も欠かさず、地道に努力を続けてきた」と今岡雄太選手(農学部2年)を抜てきした。急な登り坂にもめげず、区間12位の好走を見せた。「日ごろの練習の成果を出せた」と順位を25位から2つ上げた。

総合成績は23位だったが、「来年度に向けて大きな経験になる」と本田監督。次回目指すのは、前回大会から大きく順位を上げたチームに与えられる躍進賞獲得だ。今岡選手は「この経験を生かして、練習を続けていきたい」と話す。過酷な環境にも負けず、選手たちは、一歩一歩努力を続けていく。 (の)

 
(写真)練習の成果を発揮し、7人の部員でタスキをつないだ