News:教育
2015年2月1日号
東海大の「JMOOC講座」がスタート
大学の専門講義をネットで配信

空き時間を使ってネットで専門分野を学び、キャリアアップにつなげよう―。インターネットを使って各大学の専門講義を無料で配信するJMOOC講座に東海大学がこのほど参加。2月23日からオリジナルコンテンツとして、「海から考えるこの星の未来:海洋学への誘い」を配信する。昨年12月から専用サイトで受講生の募集が始まっている。

JMOOCは、インターネット上に配信された大学の授業を誰でも受講でき、各講座が定める一定の要件を満たすと修了証が得られるのが特徴。(社)日本オープンオンライン教育推進協議会が中心となって2013年から始まった。事務局を務める教育支援センターの内田晴久所長は、「社会人に大学を開放し、専門知識の習得を支援する新たな取り組みとして企画した」と話す。

今回開講される講座では、海洋学部に所属する17人の教員が海の仕組みや海洋生物の生態、海洋環境の保全をテーマに講義。各回とも15分程度にまとめられている。受講生は最終レポートを提出し、受講生同士による判定に合格すれば修了証を手にできる。海洋学部の千賀康弘学部長は、「海に関する知識を総合的に身につけられるのが特徴。海との向き合い方を考えるきっかけにもしてもらえれば」と語る。

教育支援センターでは、今後も開講講座を増やしていく予定。内田所長は、「受講生の感想を反映しながら、今後も総合大学の利点を生かしたプログラムを発信していく予定です。講義の映像は各大学で自由に使用できるため、学生の予習や学び直しの教材への活用も検討していきたい」と語っている。