News:学生
2015年2月1日号
中東初のソーラーカー大会
湘南・熊本の合同チームが出場

チャレンジセンターのライトパワープロジェクト・ソーラーカーチーム(湘南校舎)とメカトロマイスター(熊本校舎)の合同チームが、1月15日から19日までアラブ首長国連邦(UAE)で初開催された「アブダビ・ソーラー・チャレンジ」に出場。総合7位となった。同大会には、東海大学とマシンの共同開発に取り組んだ、同国の石油資源大学(PI)も参戦し、国際大会初参加ながら総合2位に入った。

1年から3年生を主体にした22人で臨んだ東海大。マシン規格や日程、コースが急に変更されるなど“初開催”の難しさを痛感する大会となった。木村英樹総監督(チャレンジセンター所長)は、「規格に適合させるためPIのマシンを含め2台を同時に改造しなければならなかった。悔しいが、対応だけに追われたのが現実」と振り返る。同国出身の留学生でメンバーの一人、ビン・タミム・モハメドさん(工学部3年)は「状況の変化に対応しきれず、マネジメントの難しさを痛感した」と振り返る。

トラブルを乗り越え完走

UAEに入ってからも電気系統やブレーキの改造を進めるも、焦るあまりミスを連発。なんとか走れる状態にはしたが、「完走できるのか不安だった」と和田拓馬さん(同2年)は振り返る。

予選の結果で12番手からスタートし、初日のレース中にもマシンを修復。だが2日目にはモーターが加熱するトラブルに見舞われた。それでも、3日目には全体の3位のタイムを記録した。

「ミスの怖さや準備の大切さを痛感する大会だった」と語る学生たち。「この悔しさと経験を次の大会で生かしたい」と話している。

 
(写真)互いの健闘をたたえ合うPIと東海大の学生たち。在UAEの加茂佳彦特命全権大使からは、「両大学の連携は、新しい大学間交流の形を示してくれた」との言葉が送られた