News:研究
2015年2月1日号
マイクロ・ナノ研究開発センターが完成
高分子超薄膜研究の拠点に

湘南校舎12号館1階に昨年12月に完成した研究拠点「マイクロ・ナノ研究開発センター」の開所式が、1月16日に開かれた。睫酘麩塞総長や山田清志学長をはじめとする教職員や学生約80人が参加。山田学長は「ここから革新的な研究成果が発信されることを期待しています」と語った。

社会連携イノベーションセンターのもとに設置された同センターは、文部科学省の平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択されたプロジェクト「高分子超薄膜から創成する次世代医用技術」(代表者=理学部・喜多理王教授)の研究拠点。厚さ100ナノメートル以下の高分子超薄膜に着目し、今後5年間をかけて新たな機能性薄膜の創成から応用方法の確立、医療分野への応用までを多角的に手がけていくことが目的で、理学部と工学部、医学部の中堅・若手教員ら8人が参加している。すでに国内外から選抜された3人の研究員が着任。「学内外の研究者に幅広く参加を呼びかけ、新たなニーズの発掘にも取り組んでいきたい」と喜多教授は意気込む。

センターは細胞培養室とクリーンルーム、恒温恒湿室、化学実験室が田の字型に配置された実験エリアと、研究者同士の日常的な議論の場としてだけでなく、講演会なども開けるコミュニケーションエリアで構成されている。喜多教授は「利用者が効率よく研究に取り組めるよう工夫されています。講演会を積極的に開くなど、オープンな施設にしていきたい」と語る。

 
(写真上)コミュニケーションエリアを会場に催された開所式では、喜多教授がセンターの特徴やプロジェクトの概要を説明した
(写真下)施設の見学会も実施