News:教育
2015年3月1日号
【教養学部&理学部】コラボ授業の成果発表
統計データをどう生かす?

教養学部芸術学科デザイン学課程と理学部数学科がコラボレーションした授業の最終発表会が、1月23日に湘南校舎で開かれた。

社会的にもニーズが高まっている統計データをうまく伝える力を総合的に身につける機会をつくりたいと、昨年から始まった取り組み。今年度はデザイン学課程の「デジタルグラフィックデザイン」と数学科の開講科目「確率統計演習B」の受講生計20人が参加した。
 
10月から11月にかけての前半では、数学科の学生は統計処理のルールや解析用ソフトウエアの使い方を、デザイン学課程の学生は情報をわかりやすく伝える表現技法の一つインフォグラフィクスについて学習。総務省統計局の職員らから、統計がどのように使われてい
るかを学ぶ特別講義も受けた。

学科混成で班をつくり、まとめ方を工夫

その後、混成の6班を結成し、「今日は何の日?」をテーマに業界団体が定める記念日や架空の月日をテーマに設定。官公庁から取り寄せた統計データの解析や、湘南校舎の学生にアンケートをとるなどしてまとめたデータを図案化し、ポスターを作った。

田中知美さん(理学部3年)は、「統計処理のルールに則しながら、わかりやすく見せる方法を何度も話し合いました。データをとる時期や方法を考えることの大切さなど、予想外のことも学べた」と振り返る。

総務省統計局の職員も参加した報告会で学生たちは、「コーヒーの日」や「キノコの日」などについてまとめた結果を報告。プレゼンの進め方もそれぞれに工夫し、図案を駆使したポスターを前にクイズなども交えながら発表した。

「自分たちで課題を設定して取り組むのは今回が初めてだったけれど、互いの得意分野を生かしながらプロジェクトを進める方法を学べた」と小池菜笑さん(教養学部2年)。服部敦さん(理学部3年)は、「デザインの力に驚かされた。統計データの可能性を実感する機会にもなりました」と話していた。