News:学生
2015年3月1日号
学生が指導・運営する中学生野球チームが始動
体育学部の伊藤栄治准教授が指揮をとる中学生の硬式野球チーム「湘南平塚北リトルシニア」が、2月15日に開幕したリトルシニア関東連盟春季大会南関東支部大会から公式戦に出場している。チームの運営、選手の指導を学生が担う、地域と連携した新しい取り組みだ。

「東海大学の人的資源や環境を生かして地域や野球界に貢献しながら、学生たちが実地で学ぶ場をつくりたかった」と伊藤准教授は語る。これまで、スポーツ・レジャーマネジメント学科の学生が中学生の野球大会や野球教室を運営しており、「地域の方々から野球チームをつくってほしいという声も多かった」こともチーム設立を後押しした。

中学1、2年生約20人が集まり、昨年4月ごろから試験的に活動を開始。硬式野球部元監督の伊藤准教授をはじめ、スポーツバイオメカニクスが専門の山田洋教授(体育学部)らが学生をサポート。週3日、湘南校舎の野球場などで練習を重ねてきた。1月17日には日本リトルシニア中学硬式野球協会の関東連盟に加盟し、1月31日、2月1日には第1回セレクションも開催。一歩ずつ歩みを進めている。

コーチとして指導にあたるのは、野球経験者や教員志望の学生たちだ。中には付属望洋高校出身の蓑浦哲也さん(政治経済学部4年)や付属甲府高校出身の新海亮人さん(体育学部2年)ら甲子園経験者も名を連ねる。蓑浦さんは、「初心者もいるので基礎の基礎から教えています。上達するスピードが速く、成長を見るのが楽しい」と語る。

また、須田雄太さん(同)や大宜見諒さん(同)ら、スポーツ医科学研究所の指導のもとで活動するサークル「スポーツサポート研究会」に所属するトレーナー志望の学生も参加。けがの応急処置やリハビリなどを行い、「わからないことはすぐに専門の先生に聞いて、勉強しながら活動しています」(須田さん)。

対外試合の調整や施設の確保といったチーム運営は、阿部芳美さん(同1年)らスポーツ・レジャーマネジメント学科の学生が行っている。伊藤准教授は、「学生にとっても選手にとってもいい学びの場になっています。まだ始まったばかりなので、少しずつ成長し
ていければ」と語った。
 
(写真)学生たちが指示を出しながら行われたセレクション。新たなメンバーがチームに加わった