News:学生
2015年4月1日号
震災特別番組を生放送
東日本大震災を振り返り、備える

文学部広報メディア学科の学生が3月11日、「東海大学3・11震災特別番組『未来(あす)へ〜これまでをこれからに』」を湘南校舎3号館地下スタジオから、湘南ケーブルネットワークで生放送した。     

「被災地とは呼ばない」。そう話し合って制作した番組だった。総合プロデューサーの飯島春佳さん(2年)と総合ディレクターの眞弓莉沙子さん(同)は、「東日本大震災の被害にあった地域も、私たちが住む湘南地域も関係なく、みんなで震災に向き合い、備える。そんな番組にしたいと思った」と振り返る。

番組は二つの側面から制作した。一つは、これまで定期的に交流を続けてきた岩手県大船渡市の今を伝えること。学生たちは2月中旬に大船渡市を訪れ、津波の壊滅的な被害から立ち直り、カキの養殖や食事を提供する「漁師のかき小屋」や、全線開通した南三陸鉄道の様子を取材した。

もう一つは震災に備えること。ガスや電気、水道を止めて生活する体験リポートのほか、災害時の疾病について医学部付属病院の医師や看護師にもインタビューした。

放送当日のスタジオではこれらの映像に加え、ゲストを招いてのコーナーや、SNSで募った視聴者の声も放送。大船渡市と電話中継をつないでサイレンの音に合わせて黙祷するなど、盛りだくさんの2時間だった。

 
(写真)
真野駿也さん(2年=写真右)と倉本茜さん(同)が司会を担当