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2015年4月1日号
【スキー部】男子総合で4連覇!!
チーム一丸で挑んだインカレ

1月7日と2月24日から3月2日まで、長野県志賀高原スキー場と野沢温泉スキー場で行われた全日本学生選手権大会(インカレ)に札幌校舎スキー部が出場。各種目10位以内に入賞した選手に与えられるポイントの合計で総合優勝を争い、男子は4連覇、女子は準優勝となった。 ※学年は当時(取材協力=東海スポーツ編集部)

2011年度の初優勝以来、連覇を続ける男子。しかし今大会を前に相原博之監督(国際文化学部教授)は、「過去と比べても最も困難な戦いになると思っていた」という。

インカレのスペシャルジャンプ3連覇などの実績を誇る小林潤志郎選手(13年度卒・雪印メグミルク)が卒業。前回大会のクロスカントリーで2冠に輝いた男子主将の宇田崇二選手(国際文化学部4年)も世界選手権出場のため欠場した。両選手が前回大会で稼いだポイントは30点を上回る。抜けた穴は大きかった。

それでも、アルペンのエース成田秀将選手(同3年)は、「今のメンバーで勝つだけ。取るべき“イス”は決まっている」と強気な姿勢を見せ、スーパー大回転、大回転を制しポイントを量産。回転では中村舜選手(同1年)が優勝。気温が上がり、雪の状態が悪くなる中、「絶対に途中棄権せずに入賞したかった」と攻めの滑りを見せた。同種目では出場した6人中5人が入賞し、他大学を圧倒した。

さらにクロスカントリーでは石川潤選手(同3年)が30キロフリーで2位に入るなど健闘。4×10キロリレーの2位にも貢献し、「宇田さんがいない不安はもちろんあった。だからこそ、チーム全員が一丸となってポイントを取りにいけた」と石川選手。全8種目で入賞者を出し、2位の早稲田大学に15・25点差をつけて総合4連覇を決めた。

V5へ視界良好新戦力にも期待
連覇を続けるこの4年間で、チームのインカレに対する意識が変化してきているという。「ただ日本一を目指すのではなく、絶対に負けてはならない大会になった。そのプレッシャーに打ち勝つべく、チームに一体感が生まれた」と相原監督。

5連覇に向け視界は明るい。主力の多くが残り、新入生にはクロスカントリーの蜂須賀優駿選手(おといねっぷ美術工芸高校)やジャンプの古賀極選手(付属第四高校)ら全国高校総合体育大会の上位入賞者が顔をそろえる。「近年でもレベルの高い選手たちが加わる。新1年生が在学している間は安心して見ていられるのでは」と相原監督も期待を寄せている。

女子は総合準優勝 後輩たちに“夢”託す

女子は昨年から順位を一つ上げ、3年ぶりに総合準優勝となった。中でもクロスカントリー勢は、総合得点76点のうち39点を獲得。田中ゆかり選手(国際文化学部1年)が10キロフリー、1.2キロスプリントで2位と活躍した。

新戦力が台頭する一方で、3年前の準優勝をはじめチームの成績を押し上げてきた4年生も奮闘した。スペシャルジャンプでは、松橋亜希選手(同4年)が2位。アルペンでは、女子主将の蓮見小奈津選手(同)が大回転と回転で3位に。スーパー大回転では寺井えりか選手(同)も3位につけるなど確実にポイント圏内に入って見せた。

「1年生のころから男子の総合優勝をずっと見てきた。年々、女子も力をつけて総合優勝の夢も現実的になってきている」と蓮見選手は話す。昨年の春から狠暴総合優勝〞を目標に掲げて練習に励んできたが、今大会は4連覇を果たした早大に次いで準優勝。蓮見選手は「自分が優勝して引っ張りたかった」と悔しさをにじませながらも、「今後は実業団で競技を続けながら、後輩たちの活躍を見守る」と自身の猝〞を託した。

次大会でも活躍が期待される田中選手は、「先輩方が抜けるが、全員でレベルアップして臨みたい」と意気込む。4年生の夢は、その背中を見続けてきた後輩たちへと受け継がれていく。(取材=岡絵莉・文学部3年)




 
(写真上)スーパー大回転の優勝に続き、大回転も制覇した成田選手
(写真中)先頭の石川選手は30キロフリーで2位に入るなど存在感を見せた
(写真下)回転で3位に入った蓮見選手