News:教育
2015年5月1日号
2014年度ティーチング・アワードが決定
4教員と1学科に優秀賞

2014年度「東海大学ティーチング・アワード」の受賞者が決定し、4月1日に各校舎で表彰式が行われた。学生による授業アンケートをもとに、優れた授業を行う教員を表彰する取り組み。大学教育の質的向上と教員の授業に対する努力を評価することを目的としている。14年度は全国のキャンパスから4人の教員と1学科が優秀賞に選出された。

14年度の受賞者は、健康科学部社会福祉学科の小林理准教授、外国語教育センター第二類の中島仁准教授、情報教育センターの永野光浩非常勤講師、札幌教養教育センターの和泉光則准教授の4人と文学部北欧学科で、いずれも初受賞。北欧学科はアンケートの評価が高い教員が多かったことから、初めて学科としての受賞となった。

東海大では1993年から学生による授業評価制度を全国の大学に先駆けて取り入れるなど、早くから教育の質の向上を目指す取り組みを展開してきた。2002年度に導入した「ティーチング・アワード」もその一環として毎年実施している。

選考の基礎となるのは、教育支援センターが実施する、学生による「授業についてのアンケート」「総合評価平均評価点」「アンケート実施率」などを考慮したリストの中から、学部などが候補者を推薦し、集計点の最も高い教員を最終候補として選出。さらに学長室(15年度より大学運営本部)を中心に厳正な審査を経て決定される。14年度の優秀賞に決定した4人の教員と1学科については、今後、FD活動の一環として、よい授業を行うための工夫を学内広報誌などで紹介していく予定。

受賞した教員・学科のコメント
▽小林理准教授(健康科学部社会福祉学科) 
学生には長く記憶に残る知識を習得してほしいと考えています。学んだことをつないで全体像を把握できるよう、文学や映画を例に歴史の流れや背景を説明するほか、他の教員の授業内容を積極的に話題にするよう努めています。

▽中島仁准教授(外国語教育センター) 
学生が話しやすい雰囲気を心がけています。意識しているのは「自分が学生だったらこの授業をどう感じるか」ということ。学生が興味を持って講義に集中できるよう、視聴覚教材やゲームの要素を取り入れて変化をつけています。

▽永野光浩非常勤講師(情報教育センター) 
学生がわからないことをその場で解決することが重要と考え、質問しやすい雰囲気と私語のない授業環境を大切にしています。今後も学生の“表現の芽”を伸ばせる授業を展開していきたいと思います。

▽和泉光則准教授(札幌教養教育センター) 
「他人の言葉をうのみにせず、自分の目で見て考えてほしい」との思いを込めて講義に臨んでいます。学生が授業の内容を理解したと実感できるよう、童話、童謡、映画など身近な素材を用いて説明するなどの工夫をしています。

▽文学部北欧学科 
学生と教員が互いに刺激し合って学びを深めることを目指しています。今後も、「個々の授業は学科全体の取り組みの一部」という意識を持って、教員同士が協力して学生に向き合い、学科全体を盛り上げていきたいと思います。

 
(写真)山田清志学長(左)から賞状を授与(右は受賞者の小林准教授)