News:研究
2015年5月1日号
体育学部・中村教授が成果発表
産官学連携でアンチロコモ

体育学部の中村豊教授が3月23日、産学官連携健康増進事業「おおいそアンチロコモ教室」の成果を平塚市役所で発表した。同学部と神奈川県大磯町、医療機器・材料メーカーのアルケア蠅連携。同町の住民を対象に、2014年9月から15年2月まで実施したもの。運動プログラムで、足腰の運動器の機能低下や障害により移動が困難になる“ロコモティブシンドローム”を予防することを目的としている。 「爪先立ちやスクワットなどを組み合わせた5種類の運動で無理なく効果的に鍛える“いけいけ体操”を考案。町民の皆さんに取り組んでいただきました」と中村教授。

具体的には、町内で1カ月に1回、計6回教室を開き、50代から80代後半の男女118人が参加。中村教授が「高齢者疾患と運動による予防」「筋力と健康」などのテーマで講演したほか、中村教授のゼミ生のサポートのもと、“いけいけ体操”で体を動かした。

発表には同町の中久雄町長とアルケアの鈴木輝重社長が出席。新聞社などの報道機関に対し、教室の初回と最終回にアルケアの機器などで測定した、参加者の筋力、バランス感覚、骨密度に関する数値を比較して紹介した。中村教授は、「数値は全体的に改善し、良好な結果を得られました。蓄積したデータを研究に反映したい」と語った。

 
(写真)パネルを使いデータを示しながら成果を報告する中村教授(左)