News:教育
2015年6月1日号
東海大生の14年度就職率97.1%
全国値を0.4ポイント上回る

今春卒業した大学生の就職率が前年同時期に比べ2.3ポイント増えて96.7%と発表された(4月1日現在。文部科学省、厚生労働省調査)。2011年の91.0%から4年続けて上昇。東海大学では、キャリア就職センターのまとめによると、14年度卒業生の就職率は前年度比0.9ポイント増の97.1%と、全国値を0.4ポイント上回る結果となった。

同センターの水島久光所長(文学部教授)は、「企業の採用意欲が高いこともあり、学生たちが最後まであきらめずに、粘り強く就職活動を続けたことが成果につながりました」と分析する。「就職活動は単なる競争とは違い、企業のニーズと学生の適性が合うか否かがポイント。各学部学科の教員が学生一人ひとりに目を向け、きめ細かに支援してきたことが実を結びました」

一方、現4年生からは、政府や㈳日本経済団体連合会の取り決めによって、採用情報の公開が3月に変更。短期決戦の傾向が強まっており、より早い時期からの準備が必要と同センターでは呼びかけている。「就活中は一人で悩まずに、友人やご両親、先生に相談するなど、第三者の意見を取り入れつつ効率的に動くことが内定への第一歩。もちろん我々も、皆さんを全力でサポートします」と水島所長は語る。

同センターでは、今年度も多彩な就職支援活動を展開している。湘南校舎では6月3、4日に3年生と修士1年生を対象とした「就職ガイダンスPart 1」を実施し、就職活動の流れなどを説明する。各校舎でもガイダンスを順次開催。詳細は各校舎キャリア支援窓口まで。

(写真)5月に湘南校舎で行われた合同企業説明会には多数の学生が参加
 

新所長に聞く
社会に目を向けよう
水島久光 所長(文学部教授)


今年度からキャリア支援センターの名称がキャリア就職センターに変更となり、新所長として就任しました。新体制では、人生をかたちづくる職業観を育むキャリア教育と、キャリアの入り口となる就職支援活動を両輪として、これらの内容をより充実させていく考えです。

学生の皆さんには、学部学科の学びがどのように社会にかかわっているかを意識してほしい。それは、自分の専門分野に自信を持つことや、職業への適性を見抜くことにもつながります。

就職活動は孤独になりがちなもの。抱え込まず、とにかく周りの人に積極的に声をかけてください。話すことは、冷静に考え、進路を修正するきっかけにもなります。全教職員、一丸となっていつでも皆さんの力になります。

(写真)文学部広報メディア学科教授。専門はメディア論、情報記号論、現代思想。