News:教育
2015年6月1日号
To-Collaboプログラム地域志向教育研究経費
今年度19件が採択

文部科学省「地(知)の拠点整備事業」の採択を受け、2013年度から5年計画で東海大学が取り組んでいる「To-Collaboプログラム」の2015年度「地域志向教育研究経費」の採択課題が決定した。

地域の活性化と地域への貢献を目的とし、その趣旨である“地域を志向した教育の推進”につながる取り組みを学内公募し、活動費を助成するもの。「地域デザイン」「ライフステージ・プロデュース」「観光イノベーション」「エコ・コンシャス」の4計画に基づいて26件の応募があり、このうち19件が採択された。採択にあたっては、運営委員会の下に設置されている採択審査委員会の評価結果をもとに、5月12日に評価委員会を開催して採択案を審議。翌日の運営委員会で承認された。

昨年度から導入された【タイプ1】2人以上のメンバーで、支給金額は1件あたり上限50万円、【タイプ2】5人以上のメンバーかつ所属組織と地域を横断しており、支給金額は1件あたり上限300万円の2タイプに加え、各校舎の「To-Collaboプログラム運営委員会」が主体となって計画したもので、各校舎とその所在自治体と連携した取り組みの【タイプ3】が新たに設定されている(支給金額は1件あたり上限150万円)。

また、昨年度まで採択されていたプログラムのうち、大学として推進する課題も5件が採択されている。いずれも活動期間は来年3月31日まで。

 

新室長に聞く
活動充実に向け“ステップ”の年に
木村英樹 室長(工学部教授)


今年度から副学長に就任した梶井龍太郎前室長の後を受け、チャレンジセンター所長との兼務でTo-Collabo推進室長の任につきました。

To-Collaboプログラムは過去2年で連携自治体との協力体制が整うなど基礎を固めてきました。今年度は三段跳びでいうところの“ステップ”の年にしたいと考えています。最後の“ジャンプ”につなげるべく、さらなる活動の充実を図っていきます。そのため、今年度より地域志向教育研究経費に「大学が推進するプロジェクト」を設定したほか、その他の課題も地域活性とともに学生への教育効果という視点をより意識した取り組みを採択しました。 

また、これまでの活動を通じて、近隣自治体や住民から寄せられた「大学が大きすぎて、窓口がわかりにくい」といった意見にも対応していかなくてはなりません。総合受付機能の強化と各部署間の連携促進にも取り組んでいく考えです。

さらに本活動が掲げる地域連携前提とした「パブリック・アチーブメント型教育」導入の動きもさらに加速し、グローバル社会を視野に入れた“地域から世界に、世界から地域に”多方面で活躍できる人材の育成に努めていきます。

(写真)工学部電気電子工学科教授。専門はエネルギー変換・貯蔵、パワーエレクトロニクスなど。