Column:Interview
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2017年8月1日号
1500メートルで日本一
自慢のスピードを武器に
陸上競技部駅伝チーム 館澤亨次選手(体育学部2年)

陸上競技部駅伝チームの館澤亨次選手が5月の関東学生対校選手権大会(関東インカレ)、6月の日本学生陸上競技個人選手権大会で1500辰鮴覇。実業団選手も出場し、日本一を争う6月23日から25日の日本選手権大会でも頂点に立ち、3連勝を飾った。勢いに乗る館澤選手が見据える次なる目標とは――。

館澤選手は今年度に入ってから本格的に1500メートルに取り組み始めた。「今までトラックで結果を残せていなかったが、スピードには自信があったので前から挑戦したいとは思っていました。スピードをさらに磨き、秋からの駅伝に生かしたい」と狙いを語る。

理想とするのは「ラスト200メートルでスパートをかけて勝つレース」だ。3連勝はいずれも狙いどおりの展開で勝利を手にしたが、「中でも関東インカレの決勝は自分の思いどおりの走りができた」と振り返る。

関東インカレで手にした自信が個人選手権制覇で大きく膨らみ、日本選手権初優勝へとつながった。超スローペースで始まった日本選手権決勝は、予選で東海大記録となる3分42秒20をマークしたチームメートの木村理来選手(教養学部2年)の積極的な仕掛けに対し、「自分も負けるわけにはいかない」と競りかけ、自身の勝ちパターンにうまく持ち込んだ。

「1500メートルに取り組み始めたころは勝てるとは思っていませんでした。両角駅伝監督(=速・体育学部准教授)や西出ヘッドコーチ(=仁明・体育学部講師)には感謝の言葉しかありません」

関東インカレ後、「日本選手権でも優勝できたら、本気で3年後の東京五輪を目指してみようと決めていた」と明かす。その一方で「大学生のうちは、あくまでも駅伝が軸」と考え、「夏からは距離を踏む練習を増やしていく」とスタミナに磨きをかける覚悟だ。

昨年度は10月の出雲全日本大学選抜駅伝競走で2区区間2位、11月の全日本大学駅伝対校選手権大会では3区区間賞を獲得した。チームは今年度、出雲駅伝、全日本大学駅伝、東京箱根間往復大学駅伝競走の三大駅伝すべてでの優勝を目標に掲げており、「出雲駅伝では区間賞、全日本では区間新をとりたい。そして箱根では区間3位以内の安定した走りで優勝メンバーに加わりたい」と意気込みを語った。

ルーキーイヤーから活躍を続ける館澤選手が、磨きをかけたスピードを武器にチームを頂点へと導く。 (取材=小野哲史)

 
(写真上)国内最高峰のレース日本選手権で王者となり東京五輪出場に期待が高まる
(写真下)7月上旬にはヨーロッパを転戦。数多くのレースを経験した