News:総合
2017/05/01 文化社会学部・健康学部を新設
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2017年5月1日号
文化社会学部・健康学部を新設
将来の東海大学をリードする学部を目指す
2018年度改組改変を実施 看護学科も医学部に移設

東海大学が文学部と医学部、健康科学部を改組改編し、新たに「文化社会学部」と「健康学部」の設置を計画している。また健康科学部看護学科は医学部に移設される=左表参照。新学部は、文部科学省への設置関連の所定手続きを経て、2018年度に開設見込みとなっている。

今回の改組改編は、新しい時代の要請に応じる人材を育成するための第一歩として位置づけられるもの。18歳人口が大きな減少局面を迎える「2018年問題」や同年に全学的なカリキュラム改定を予定しており、このタイミングで将来の東海大をリードする学部の設立を目指し、設置計画の策定が行われた。

社会生活基盤を構築 文学部6学科・専攻に
文化社会学部の新設にあたっては、歴史も古く学科数の多い文学部がこれまで取り組んできた先進的な教育・研究を踏まえるとともに、人文系の学問領域や高等教育全般に対する会の見方の変化を鑑み、14ある学科・専攻を整理・再編。受験生などのステークホルダーから見て、わかりやすい学科編成とし、教育・研究活動の特色をより明確に打ち出していく。

文化社会学部はアジア学科、ヨーロッパ・アメリカ学科、北欧学科、文芸創作学科、広報メディア学科、心理・社会学科の6学科を設置。新体制となる文学部は文明学科、歴史学科(日本史専攻、西洋史専攻、考古学専攻)、日本文学科、英語文化コミュニケーション学科の6学科・専攻で構成される。

文化社会学部は、東海大学建学の理念に基づき、「多文化理解の促進」「高度な言語表現力の育成」「メディアの理解・利用・創造」「自立と共生を実現する知識と力」を柱とする教育・研究を通じて、人・社会・自然の共生に立脚した社会生活の基盤構築に寄与できる人材を育成する。

また、新しい文学部は、学園の創立者・松前重義博士が唱えた「現代文明を問う」という基本姿勢に立脚し、人類の英知を学ぶとともに、「学ぶだけの知識から、活かす、使える知識へ」の教育理念をさらに鮮明とする。

「健康」担うスペシャリスト 社会と連携して育てる
健康科学部の改組は、保健・医療・福祉をめぐる社会状況、国や自治体の政策の変化を踏まえたもの。看護学科は医学部に移設、医学部医学科と連携した授業科目などを設置し、多職種とのよりいっそうの連携強化と質の高い教育を推進する。

健康学部は健康マネジメント学科の1学科体制で湘南校舎に設置。社会福祉学科の教育基盤を継承するが、健康を基軸とした学びの内容は同学科とは異なる。身体の健康だけでなく、心理面や経済面、社会的な側面まで含めた、健康に関する多角的な知識・技能の習得と、地域社会や企業と連携した教育を展開していく。具体的には、「ソーシャルウェルネス」「栄養」「メンタルヘルス」「運動」に加え、「相談支援」や「データ解析」の技術を身につけるカリキュラムが設定され、「幅広いフィールドで活躍できる“マネジメント力”を持った人材」を育成する。

なお、現行学部・学科の教育・研究活動は在学生の卒業まで責任を持って行われていく。