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2017年8月1日号
分かち合いの大切さを学ぶ
Challenge for the Borderless World
元WHOの医師が講演

伊勢原校舎で今年度から活動を開始したチャレンジセンター「Challengefor the Borderless World(CBW)」が7月13日に伊勢原校舎で、バングラデシュ出身の医師で星槎大学特任教授のスマナ・バルア氏を招いて講演会を開いた。

国境や世代などのあらゆる枠組みをこえた人のつながりの創生を目指すCBWが、海外で起きている事象と自分たちの生活に共通の課題があることを学ぶ機会にしようと開催。学生や教職員、伊勢原市民ら多数が聴講した。

バルア氏は、「自分が学びたい医学」を目指して世界各国の大学を調べた結果、外国人として初めてフィリピン国立大学のレイテ分校(SHS)に進学。「ふるさとの無医村から推薦された学生は、奨学金を受けて医学を学び、卒業後は地元に戻って医療に携わる。現地での臨床実習を重視した教育にも共感しました」とSHSで学んだ理由を語った。

また、世界保健機関(WHO)のスタッフとしてアジア各国の村々を巡回し、地域の習慣や文化、宗教を尊重しながら公衆衛生の大切さを訴えてきた経験を紹介した。

最後に「73億分の1の私にできることは何か」と問いかけ、「誰でも他の人と分かち合えるものを持っています。仲間をつくり、協力しながら、それを分かち合いましょう」と語りかけた。

なお当日は、プロジェクトリーダーの藤田耕己さん(医学部6年)が、今年3月にバルア氏の協力により参加したSHSでの1週間にわたる実習体験報告も行った。

聴講した学生は、「『医師は人間学を学ぶべき』という言葉が印象に残りました。常に意識したい」「現場に出て、自ら体験することの大切さを学んだ」などと感想を話していた。

 
(写真上)会場からの質問にユーモアを交えながら答えるバルア氏
(写真下)6月にCBWが開いた「伊勢原イドバタ会議」に参加した市民も出席