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2017年11月1日号
出雲駅伝10年ぶり4度目のV
【陸上競技部駅伝チーム】4区間で区間賞

陸上競技部駅伝チームが、10月9日に島根県で開催された出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲大社正面鳥居前〜出雲ドーム前/6区間45.1キロ)に出場。4つの区間賞を獲得し、10年ぶり4度目の優勝を果たした。

学校法人東海大学の建学75周年を記念し、ユニホームを一新した駅伝チームは、1区の阪口竜平選手(体育学部2年)が区間賞を獲得。3区で3位に順位を落とすも、4区鬼塚翔太選手(同)がタスキを受けてからすぐに前を行く2選手をとらえ、大きくリードを広げた。5区の三上嵩斗選手(理学部3年)、6区の關颯人選手(体育学部2年)も区間トップの走りで続き、優勝を決めた。

同大会で1チーム4人の区間賞は、2010年の早稲田大学以来2度目。総合タイムは2時間11分59秒で、2位の青山学院大学には歴代2番目の大差となる1分33秒差をつけた。両角速駅伝監督(体育学部准教授)は、「各選手が持てる力を存分に発揮してくれた。建学75周年の節目に優勝で花を添えられてよかった」と話した。

当日は、湘南校舎の応援団、チアリーディング部、吹奏楽研究会による総勢50人の学生と、東海大学校友会中国ブロックの会員約150人からなる大応援団が沿道で選手たちに声援を送った。


選手層の厚さを生かし他大学を圧倒

駅伝チームは、昨年度の同大会で3区区間賞を獲得した關選手や1区区間2位の鬼塚選手ら黄金世代と呼ばれる2年生を擁し、2007年に3連覇を果たして以来の優勝を目指した。

出雲駅伝は距離の長い1区、3区、6区に有力選手を配置するのが定石。しかし、両角駅伝監督は、距離の短い4区に鬼塚選手を選んだ。「1区の阪口をはじめ、各選手が他大学のエース級と戦えるだけの力をつけた。だからこそ、鬼塚を切り札として4区に回せる」

この区間配置がピタリとはまった。1区の阪口選手が区間賞の快走でチームを勢いづけると、4区では3位でタスキを受けた鬼塚選手が、あっという間に2選手を追い抜き、先頭へ。最終的に2位青山学院大学に14秒の差をつけ優勝へと前進する。5区の三上選手もリードを37秒に広げる区間賞の好走でタスキはアンカーの關選手へと渡った。

最初の1キロは3分をこえるゆっくりとしたペースで入り、猛追する青学大に2.5キロ地点で15秒差まで迫られる。しかし、そこは關選手の想定どおり。「コース前半は向かい風でアップダウンもある。当日は気温が高く、飛ばして入れば、後半失速する可能性が高かった。後続に追いつかれても、余力を残していれば勝てる」。

当日のレースコンディションや展開を見極め、追い風になった後半で一気にペースアップ。2位以下の選手を1分33秒差まで引き離し、優勝への花道を駆け抜けた。

「關! 關! 關!」。仲間と大観衆の声援に包まれながら、ゴールテープを切った關選手は、「優勝した経験が今後のレースに向けて大きな財産になる」と冷静な表情で次を見据える。

10月15日の板橋区・高島平ロードレース大会男子大学20キロの部では川端千都選手(体育学部4年)が59分30秒の好タイムで優勝。さらに、21日の平成国際大学長距離競技会1万辰任榔澤稀夕選手(同1年)が全大学の1年生でトップ、チーム内でも關選手に続き2番目の記録となる28分36 秒15 をマークするなど、今後の活躍を予感させた。

【Close up HERO】悔しさ糧に区間賞
三上嵩斗選手(理学部3年)

なんとしても青学には抜かれない―。5人の2年生がエントリーされる中、唯一の3年生として5区に起用された三上嵩斗選手=写真=は、人一倍対抗心を燃やしてスタートラインに立った。

大学駅伝デビュー戦となった昨年度の同大会も5区を任され、トップでタスキを受けた。区間2位の好走だったが、総合優勝した青学大に第5中継所直前で抜かれ、「力不足だった。出雲駅伝にもう一度出場し、リベンジしたい」と悔しさをにじませた。

この夏合宿で徹底的に走り込み、スタミナを強化。迎えた今大会でも2位の青学大と14秒差のトップでタスキを受けると、37秒差まで引き離す快走で区間賞を獲得した。

「力のある2年生に注目が集まるが、上級生も負けていない。今回の区間賞を自信に、全日本でもチームの総合力の高さを見せたい」

 
(写真上から)
▽栄冠を勝ち取った選手たちと西川雄一朗学生コーチ(文学部4年・前列中央)
▽大応援団が選手たちに声援を送った
▽大歓声の中ゴールに飛び込む關選手。全日本でもチームを勢いづける