News:ひと
2019/03/01 横浜駅での人命救助で表彰
2019/01/01 東京パラ期待の新星
2018/11/01 シリア代表で世界に挑む
2019年3月1日号
横浜駅での人命救助で表彰
救急対応の経験生かし 少しの勇気を出して

医学部付属病院看護部13B病棟主任 内海美奈子さん

「救急搬送された方が復帰されたと聞いてほっとしました。本当によかった」
 
1月6日、横浜駅構内で心肺停止状態になった55歳の男性を救助した医学部付属病院主任看護師の内海美奈子さん。駅員と協力して心肺蘇生を行い、自発呼吸と自己心肺が再開した男性は救急隊に病院へと搬送され、後日後遺症もなく社会復帰した。
 
2月12日には、横浜市西消防署とJR東日本横浜支社の職員が同病院を訪れ、感謝状が手渡された。
 
「駅員さんや救急隊の皆さんのおかげです。私は少しの勇気を出しただけ。過去に救急対応をしたときの経験から、常に持ち歩いていた人工呼吸用のポケットマスクが役に立ちました」
 
医療技術短期大学卒業後、同病院に就職。学士編入して健康科学部看護学科でも学んだ。循環器内科、集中治療室、血液内科などを経て短期入院手術病棟(13B)に配属されて11年。「患者さんと接する時間が短いからこそ本人や家族が望むことを考え抜きます。一期一会を大切にしたい」と話す。
 
伊勢原校舎の教職員らで構成する「望星合唱団」の団長としても活躍。病院や福祉施設への慰問やコンサートは、「歌を通じて温かい心が伝わる」と好評だ。 

看護師になったのは、「人が好きで、人の役に立ちたい」から。「どんな状況でも適切な救急対応ができるよう、表彰を励みにさらに技術を磨きたい」

 

(写真)感謝状を贈られ笑顔の内海さん(左から2人目)。右隣は同席した副院長の横田弘子看護部長