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2017年5月1日号
子どもに初めてのオーケストラ体験を届ける
東南アジアで青空演奏会 音楽は国境をこえる
中嶋健太さん(情報通信学部4年)

「森の中の広場で演奏したとき、お客さんが手拍子をしながら盛り上がってくれた。文化の違いを楽しむと同時に、当たり前のように演奏活動ができる日本の環境は恵まれていると気づきました」

“世界中の子どもたちに初めてのオーケストラ体験”を届ける期間限定オーケストラ「ワールドシップオーケストラ(WSO)」の2017春季プロジェクトに参加した、情報通信学部4年の中嶋健太さん。2月21日から28日まで、カンボジアで音楽活動に取り組んだ。

WSOは、芸術・情操教育を受ける機会に恵まれないアジア諸国の子どもたちに向けたNPO団体。日本全国から集まった奏者が即席バンドを結成し、出発前に4回の練習で曲をつくり上げ、各国に1週間滞在して音楽活動を行う。

クラリネットが専門で、付属翔洋高校(現・付属静岡翔洋高校)吹奏楽部で部長を務め、現在は神奈川県の市民楽団などで演奏を続けている中嶋さん。「もともと海外に興味があり、自分が得意としている演奏を通じて行ける機会を探しているときにWSOの活動を知って、これだ! と思って応募しました」と、参加の動機を語る。

カンボジアでは、各地で4回の演奏会に臨み、現地の子どもたちとも交流した。「言葉が通じなくても皆で楽しく演奏することができ、“音楽は国境をこえる”という言葉を理解することができました」と充実した表情で振り返る。

「コミュニケーション力と英語力も身についたと感じています。将来は発展途上国と日本をつなぐグローバルな人間になりたい」

 
(写真)培った英語力と大好きな音楽で「グローバルな人間を目指す」と話す中嶋さん