南阿蘇を彩る光の祭典
農学部の学生有志団体「阿蘇の灯あかり」が11月17、18日に、熊本県南阿蘇村の「道の駅 あそ望の郷くぎの」で「灯物語~集~」を開催した。このイベントは、学生たちが全国から集めた復興への願いや将来の夢などを貼った灯籠を灯すもの。
学生たちは、7月からメッセージを集めるべく、SNSを通じて協力を呼びかけたほか、県内の教育機関と連携。10月からは地元住民と協力し、三角錐型の灯籠1基に3つのメッセージを張り、約4500の思いが詰まった1500基を組み立てた。
当日は、来場者とともに灯籠に火を灯すと、「がんばれ!熊本」「また南阿蘇に遊びに行きたい」といったメッセージが会場を美しく彩った。
会場では、学生たちが村内で育てたサツマイモやイベントの特製パーカーなどのグッズも販売。日ごろ阿蘇の灯が行っている語り部活動や、地元住民との交流会の様子を伝える展示会にも多くの来場者が足を運んだ。
(写真上)思いのつまった1500基の灯籠が会場を照らした
(写真下)笑顔で火を灯す学生たち