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スポーツ

2017/03/01

納得の演技で世界3位

【静岡翔洋高チアリーダー部】
世界高校チアダンス選手権大会3位

付属静岡翔洋高校のチアリーダー部が、2月4日からアメリカ・フロリダ州で開催された世界高校チアダンス選手権大会で3位に入った。昨年3月、国内予選となるUSA School&College Nationals2016の高校編成Song/Pom-Large部門で準優勝し、同大会への初出場切符を手にしていた。1年間磨き続けたパフォーマンスは、世界の舞台でも高く評価された。

指導にあたる望月直巳監督(静岡翔洋高教諭)は、「予選では優勝こそできなかったが、念願の世界大会への切符を手にし、涙が出るほどうれしかった」と当時を振り返る。

初の大舞台で目標に掲げたのは「世界一」。キャプテンの西村菜摘さん(3年)は、「国内予選で負けた悔しさを晴らすためにも、優勝だけを見ていた」と話す。

しかし世界大会は国内の大会と比べ、演技時間が短く、演技のスペースも狭まる。「著作権の関係で音楽の変更も余儀なくされた。当然ながら、国内での他の大会も数多くあり、準備の難しさはあった」と望月監督。 どんな演目にも対応できるようにと、体の柔軟性やステップなど基礎を徹底。日ごろの練習では半分以上の時間をこの練習に割いてきたという。

6月の全国中学校・高校ダンスドリル選手権大会の予選である東海大会ソングリーダー部門Large編成では優勝を果たすも、本大会では入賞すらできない悔しさを味わった。西村さんは、「演目を身につけることに必死になってしまい、完成度に目が向いていなかった。それでも。“一つひとつの技にこだわろう”とチームが一つになるきっかけになった」と話す。

迎えた2月の世界大会では、「独特の緊張感の中でも、楽しんで踊れた」と西村さん。演技終了後、望月監督は選手たちに、「今まで練習してきた成果は存分に発揮できていた。素晴らしい演技だった」と声をかけたという。西村さんは、「普段の指導は厳しい監督からほめてもらい、満足感でいっぱいになった。目標だった優勝はできなかったけれど、納得の演技を披露することができました」と振り返った。

来年度こそ世界の頂点に立つべく、まずは3月25日から28日の国内予選に挑む。望月監督は、「持てる力を発揮しきっても世界一にはなれなかった。この経験をモチベーションにして、まずは国内大会で優勝したい」と話し、西村さんは、「後輩たちにリベンジしてもらうためにも、完璧な演技をして、有終の美を飾りたい」と抱負を語った。
 
(写真)初めての世界の舞台でも、満面の笑顔で演技した選手たち

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