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アンケート

2019/08/01
東海大生に聞きました

ラグビーW杯への関心度は?

初の日本大会開幕直前

夏季オリンピック、サッカーワールドカップと並び「世界三大スポーツイベント」と称されるラグビーワールドカップが、今年9月から11月まで初めて日本で開催される。日本代表候補には東海大学の卒業生も選出されているが、東海大生はどのくらい関心を持っているのだろうか? 200人に聞いた。 (構成・編集部)

日本初開催のW杯に 「興味・関心はありますか?」との問いには46% が「はい」と答え、ほぼ半数の学生が注目していることがわかった。「高校時代はラグビー部だったので楽しみ」(情報通信学部3年・男子)という声や、2015年のイングランド大会で強豪・南アフリカを下した“大金星”を振り返り、「前回のように日本中に感動を与える試合をしてほしい」(海洋学部2年・男子)と、日本代表チームの活躍に期待を寄せるコメントも。

一方、「いいえ」と答えた学生に理由を尋ねると、「普段見る機会がない」75人、「ルールがわからない」64人という結果に。ラグビーは地上波での試合中継が少ないことや、体育の授業で扱われにくいことが要因かもしれない。

しかし、今大会に興味を持つ学生が、皆ラグビーに詳しいわけではない。「ルールはよくわからないけれど、卒業生が世界の舞台で活躍していることはとても誇らしい」(生物学部3年・男子)、「テレビで日本代表候補のリーチマイケル選手(体育学部10年度卒・東芝ブレイブルーパス)の過去からの特集を見た」(文学部4年・女子)など、卒業生の活躍を機に関心を持ち始めた学生も多いようだ。

最高峰の舞台で活躍する卒業生ら代表選手を、試合会場やテレビの前で応援しよう!

卒業生6人が代表候補に リーチ主将が牽引

W杯に出場する日本代表候補には、東海大ラグビーフットボール部から卒業生6人の名前が挙がっている(7月末現在)。

6月から日本各地で行われている選考合宿の参加メンバーには、FLリーチ選手、PR三上正貴選手(工学部10年度卒・東芝ブレイブルーパス)、 HO北出卓也選手(体育学部14年度卒・サントリーサンゴリアス)、FB野口竜司選手(同17年度卒・パナソニックワイルドナイツ)、WTBアタアタ・モエアキオラ選手 (同18年度卒・神戸製鋼コベルコスティーラーズ)の5選手が選ばれた。このうち三上選手が負傷により不参加となったが、前回大会でもスクラムの要として活躍した実力者だけに、大会までの復帰が期待される。

また、代表選考を兼ねた国際大会「ワールドラグビーパシフィック・ネーションズ」(7月27日~8月10日/釜石鵜住居復興スタジアムほか)のメンバーには、卒業生からリーチ選手とモエアキオラ選手、PR三浦昌悟選手(同17年度卒・トヨタ自動車ヴェルブリッツ)が招集された。

前回大会から引き続き主将を務めるリーチ選手は、「卒業生が多く選ばれているので、『東海大で練習したらこんな選手になれる』と希望を持ってもらえるような活躍をしたい。今回の目標は優勝です」と意気込む。

日本の初戦は9月20日のロシア戦。3勝1敗で惜しくも予選敗退した前回大会の記録を塗り替えにいく。

(写真)大学時代=写真=の経験を生かし、活躍を誓うリーチ選手



Monitor's Voice
大会ボランティアスタッフとして選手を支える
加藤遼一さん(海洋学部3年)

大学生活を過ごしている静岡で世界規模の スポーツ大会が開催されると知り、「一生に一度のことかもしれない」と考え、大会ボランティアに応募。3月に1回目の研修が行われ、ライブビューイングなどが行われる「ファンゾーン」への配属が決まりました。

私はこれまで、清水港に豪華客船が寄港する際の通訳ボランティアの活動に参加してき たので、英語でのコミュニケーションや観光案内の経験を生かせると考えています。試合観戦のために静岡に来る外国人観光客には、日本の文化や静岡の魅力を伝えられたらうれしいです。

ラグビーの競技経験はなく、ルールもわからないまま応募したので、本などで調べて実 際に試合も見てみました。トライが決まる瞬間は観客が一体となって盛り上がり、とても 魅力的なスポーツだと感じました。

東海大の卒業生が代表候補に選ばれていることもあり、日に日に大会への期待も高まっています。上位入賞を目指して頑張ってもらいたいですし、裏方として選手を支えられたらと思います。

学生たちの声から
Q.W杯に関して思うことや、日本代表に期待することを教えてください
▼ 体格の大きな外国人選手に対して果敢に挑む姿勢に期待したい(体育学部2年・男子)
▼ ラグビーについてはよく知らないが、日本を代表して戦っている姿はとてもかっこいい(工学部 年・男子)
▼モエアキオラ選手には在学中に仲よくしてもらっていたので頑張ってほしい(体育学部4年・男子)
▼オールブラックス(ニュージーランド代表)の試合を観戦したい!(観光学部3年・女子)
▼あまり興味がなかったけれど、身近なところでも試合があるのでこの機会に試合を見てみたい(経営学部3年・女子)
▼東海大の卒業生が国際大会に出場することを誇りに思う。優勝を目指してほしい(情報通信学部4年・女子)
▼日本人らしく、規律あるプレーで頑張ってほしい(理学部3年・男子)
▼今年は東海大が箱根駅伝で優勝するなど、学校全体がスポーツ関係で盛り上がっている。この流れに乗ってほしい(観光学部4年・女子)
▼日本は弱いイメージがあるので払拭するような活躍をしてほしい(工学部1年・男子) ▼日本ラグビーの知名度上昇に期待 (農学部3年・男子)
▼日本は一般的に体格の大きさで劣るが、そんな逆境も跳ね返すような素晴らしい試合を期待している(医学部5年・男子)
▼ラグビーはテレビでしか見たことがないけれど、今回の大会を機に会場に行ってみたい(海洋学部4年・男子)

 

【学生アンケート調査】●調査期間:2019年6月中旬●調査対象者:東海大学在学生(湘南校舎:133人、代々木校舎:4人、高輪校舎:9人、清水校舎:15人、伊勢原校舎:15人、熊本校舎:11人、札幌校舎:13人) ●調査回答数:200人●調査方法:①学生モニターに東海大学新聞WEB版のアンケートフォームから回答を得る②キャンパス内でアンケート用紙を直接配布、またはWEB版にアクセスしてもらい回答を得る

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