News:学生
2020年12月1日号
【農学部】臨空校舎で新しい学び
ヒマワリの種を収穫  

農学部生が新しい学びのフィールドで実習に精を出す―2023年度開設が予定されている熊本県・臨空校舎の圃場で11月11日、農学部生と教職員約35人がヒマワリの種を収穫した。

「現場で学びたい」という学生の声を受けて13年度から行われている「アグリ実学スキルアップ支援プログラム」(通称・アグラップ)の一環。学生と教職員らが一体となって新しい学び舎を構築しようと、7月に「農ある仲間,土ほぐす福幸プロジェクト〜みんなで創る学びのフィールド〜」と題して植えたヒマワリは、9月末に約3000本が見ごろを迎えた。

今回は、初めに本田憲昭技術職員が、これまで圃場で4品種を育ててきたことに触れ、「23年の開設までにさまざまな作物を植えて、学生が楽しく学べる実習を展開していきたいと考えています。今日はただ収穫するだけでなく、しっかり観察してください」と呼びかけた。

続いて中野祐志技術職員が収穫の流れや作業について説明し、学生と教職員が種付きの花をハサミで切って収穫した。高岸郁佳さん(4年)は、「ヒマワリの種を収穫するのは初めての経験。私たちが花だと認識している部分は“小さな花”の集合体だと知りました」と笑顔を見せた。

学生たちは茎も刈り取り、サツマイモなどと混ぜて阿蘇実習フィールドの家畜に与える飼料にするための粉砕作業も体験。「応用動物科学科所属なので、ヒマワリの茎が飼料になると聞いて新しい学びになりました。アグラップは植物にも触れられる貴重な機会。より深く農学を勉強したい」と作本碧さん(同)は語る。

収穫した種は一定期間乾燥させ、花から外して選別した後、食用油として精製する予定。赤木舞子さん(同)は、「自分たちは臨空校舎で学べなくて残念ですが、今日はとても楽しかった。卒業しても気軽に立ち寄れる、学科の枠をこえて横のつながりの強いにぎやかなキャンパスになってほしい」と期待を込めていた。

 
(写真上)ハサミを使って一つひとつ丁寧に収穫
(写真下)ヒマワリの花を楽しみ、種を手にする学生たち