News:研究
2021年1月1日号
【研究交流会】異分野融合の未来を考える
“Withコロナ”の研究活動

研究推進部が主催する「2020年度研究交流会“Withコロナにおける新たな研究活動の創出”」が、昨年12月12日にオンラインで開催された。

研究交流会は、総合大学の強みを生かし、理工系や文系、医学系など幅広い分野の共同研究の促進などを目的に15年度から実施されている。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大によりグループウェア「Teams」上で開かれ、学内外から約170人が参加した。

開会にあたり山田清志学長が、学部横断型の共同研究への展望を語り、「この交流会が皆さまの研究活動に大きな刺激を与えるものとなることを期待しています」とあいさつ。今回は、「コロナウイルス関連の研究」「生物・農学関連の研究」

「ICT・AI関連の研究」「異分野融合による研究推進」「スポーツ科学の研究」「ドローンに係わる研究」「クラウドファンディングに挑戦してみたい研究」とテーマごとに会議が設定され、各テーマで教員や大学院生らが研究事例を紹介した。

「新型コロナウイルス研究の動向」をテーマとした特別講演には、医学部医学科基礎医学系の山本典生教授と、同学科基盤診療学系の浅井さとみ准教授が出演した。

山本教授は、日本をはじめ世界各国で展開されている抗ウイルス薬の開発実用化状況を解説。「現在は各国で、既存の抗ウイルス薬が活用できるかどうか試験している段階」と語り、実用化までの手順を説明した。

浅井准教授は、日本で感染症が拡大してから医学部付属病院で受け入れた患者数や重症化のリスク、付属病院で実施し有効だった感染防止対策を紹介。「感染対策は年齢や仕事にかかわらず、全員が徹底しなければ意味がありません。教職員や学生が“オール東海”で同じ方向を向き、全員でコロナ禍を乗り越えていきましょう」と呼びかけた。

 
(写真)各テーマの会議で多分野の研究者が交流を深めた