News:付属諸学校
2021年4月1日号
【浦安高・中】社会的リーダーを育成
生徒の発想を生かす

付属浦安高校・中等部で2月から、持続可能な社会づくりを担う「社会的リーダー」を輩出する取り組みが始まった。土曜日の「総合的な学習(探究)の時間」を利用して展開している「浦安人生学」の一環。共通テーマとして「持続可能な開発目標(SDGs)」を設定し、中等部から高校までの各学年で自分たちができることを検討してきた。中等部2年生は昨年7月から10月まで、ユニクロを運営するファーストリテイリング社による古着を回収し難民キャンプなどに送る活動に参加した。

中等部の福島章喜副校長代行は、「SDGsをきっかけに、生徒が身近な問題に気づき、社会に貢献できる力を養うことを重視している」と話す。

高校2年生たちは2月から、コンタクトレンズメーカーのアイシティと協力して使い捨てレンズのケース回収を開始。職員室前に回収箱を設置し、協力を呼びかけるポスターも作成した。4月以降は、回収箱とポスターを各教室に配置する予定となっている。

また、中等部1年生は海洋環境に着目。3月6日に浦安市と協力して、市内を流れる旧江戸川を清掃した。学年主任の江原秀則教諭は、「生徒から学校近くの海や川の状況を調べたいと声が上がったことがきっかけ。清掃中には市民の方からお礼を言われるなど、行動することの大切さを知る機会にもなった」と語る。

ほかにも、ラグビー部員が自主的に校舎内や近隣の清掃活動を展開。環境意識を高めようと、中等部3年生の卒業記念品として分別クリーンボックスが職員室前などに設置された。福島副校長代行は、「教員が予想していた以上に生徒たちが積極的に活動してくれています。来年度はさらに活動を広げていきたい」と話している。

 
(写真)旧江戸川の清掃活動には中等部1年生全員が参加。約1時間で20キロのゴミを回収した