News:教育
2021年6月1日号
湘南で薬物捜査伝承官が講演
薬物乱用の恐ろしさを学ぶ

湘南校舎で4月27日に、薬物乱用の恐ろしさを学ぶ講演会が開催された。昨年、東海大学の学生が大麻を使用した問題が発生し、学生へのアンケート調査で薬物が身近に迫っている状況を示す結果が出たため、その危険性をあらためて伝え、学生に薬物乱用防止の意識を高めてもらうことが目的。

公認クラブ団体の主将ら役員のほか、学生会のメンバーらを対象に毎年実施している「公認団体幹部会」の一環で、神奈川県警察本部刑事部組織犯罪対策本部薬物銃器対策課の薬物捜査伝承官を務める志水佳比古氏が「若者をむしばむ薬物の危険性について」をテーマに講演。チャレンジプロジェクトのメンバーや教職員を含めた約200人が受講した。

36年間、薬物の現場捜査ひと筋で働いてきた志水氏は、「違法薬物で検挙される人は毎年日本全国で1万4000人前後にのぼります。20年前と比較すると少年による神奈川県内の大麻事件は約13倍に増加しており、2019年ごろから大学生が急増しています」と説明。

「薬物(覚醒剤)の再犯率は60%ともいわれていますが、誰かが寄り添うことで大勢の人が立ち直ることができています。どうか皆さん、それぞれの立場で自らのやるべきことに自信と誇りと情熱を持って、仲間と一致団結して毎日明るく仲よく元気よく、楽しく、世のため人のため自分のため、ガッツで頑張ってください」と熱弁した。

参加した学生は、「薬物は自分の生活とかかわりやすいところにあると感じました。手を出さない、かかわらない、自分で断る力を持つ大切さをクラブのメンバーにも伝えたい」と語っていた。

なお、講演会の様子は全キャンパスの学生、教職員にオンデマンドで配信される予定。
 
(写真上)マスクを着用し、席の間隔をあけるなど新型コロナウイルス感染症対策を講じながら行われた
(写真下)講演した志水氏