News:学生
2021年7月1日号
【湘南】新宿のカフェをリノベーション
建築学科での学びを生かす

建築学科で得た知識と技術を生かし、現場で経験を積みながら学びを深めたい―工学部建築学科4年の相沢悠斗さんらの学生有志グループが、カフェ「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ 新宿南口店」のリノベーションを担当。6月1日にリニューアルオープンされた。

相沢さんは昨年夏ごろ、時給1200円程度で建物のリノベーションやSNSのコンサルティング、動画の編集などを請け負う「建築学生レンタル」を一人で立ち上げた。インターネット上でクライアントを募っていたところ、東京都を中心に23店舗を運営するセガフレード・ザネッティ・ジャパン蠡緝充萃役社長の森聡郎氏から依頼が舞い込んだ。「活動に興味を持ち、牴颪辰討澆燭〞と言われたときは驚いた」と振り返る。

活動を知った岡咲智博さん(工学部4年)と波多野智さん(同)、澤田圭史さん(同)もグループに参加。「気軽に入りやすいカフェ」から「利益を出しつつ高級感のある店にしたい」という森氏のコンセプトに沿って、波多野さんを中心に合成写真やCGを組み合わせてオンライン上でプランを検討し、森氏へ提案した。波多野さんは、「既存のものや味を生かしながら依頼主の意向に沿ってつくるのがリノベーションの魅力だとあらためて感じた」と話す。

視覚面の工夫を凝らしオーダーに答える

「いかに提示された予算の中でいいものをつくるかを考え、細かく管理しながら削れるところは削って対応してきました」と話すのは経理を担当した岡咲さん。実際の施工の多くも自分たちの手で担い、相沢さんは、「レジ回りにコーヒー豆や軽食など多くの商品が並び、お客さんの目が散ってしまう印象があったので、内装に用いる色を制限し、商品棚はコンパクトに見せるように変更、照明も変えることで伝えたい情報が明確になりました」と語る。イメージカラーの一つである赤を目立たせるために、バーカウンターの赤いタイルの周りに黒のタイルを貼り、天井も黒とグレーに塗るなど視覚面も工夫した。

澤田さんは、「授業とは全く違った苦労ややりがいがあり、よりリノベーション業界に興味を持った」と充実の表情。同社のSNS運用にも携わる相沢さんは、「設計から施工、客足を伸ばす仕かけづくりまで経験でき、建築の面白さや大変さを実感しました。今後も活動を続けていきたい」と意気込んでいる。

 
(写真上)(左から)店の前に立つ波多野さん、相沢さん、岡咲さん。「ようこそ! 新しいセガフレード・ザネッティ・エスプレッソ新宿南口店へ」
(写真下).淵櫂蠅良景壁紙を発注し、店の奥の壁に自分たちで施工 ⊃Г鯏匹訌阿砲魯泪好ング作業も トイレの壁にはグレーの漆喰、奥の壁には黒いタイルを貼った ご粟したレジ回りはすっきりとした印象に