Column:Interview
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2020年4月1日号
【卒業生訪問!】夢をかなえたパリコレ出演
「目標に向かってがむしゃらに歩いてきたからこそ
夢のランウェイに立てた」

細川智寛さん(体育学部2012年度卒)

体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科卒業生でモデルの細川智寛さんが、1月14日から19日までフランスで開かれたファッションイベント「パリ・ファッションウィーク・メンズ」に出演した。

大学時代は学生スポーツ新聞『東海スポーツ』の記者として活躍した。目標に向かって努力する選手たちの姿を間近にし、「夢を持つことの大切さを学んだ」と振り返る。

同じ体育学部卒業生で俳優、モデルの照英さんの著書を読んだことで憧れを抱き、「やるなら世界最高峰の舞台を目指す」とパリコレを志した。

卒業後、モデルに求められる体づくりをはじめ、独学でモデルウォーキングを身につける。16年にはメンズコンテスト「ミスター・ジャパン埼玉大会」の準グランプリに選出され、埼玉県のPR活動をしながら、紳士服専門店のモデルを務めるなど活躍の幅を広げた。

一方で、「国内での活動だけでは夢には届かない」と感じ、アルバイトで資金を貯めては、ファッションの本場パリ、ミラノ、ロンドンに飛び、現地の有名ファッションブランドを爛▲櫃覆鍬瓩覇遊癲自身を売り込んでいった。「メールもたくさん送ったが、相手にもしてもらえない。途方に暮れている時間はなかったので街でモデルらしき人を見つけては声をかけ、オーディションの場所を聞いたこともあった。常識にとらわれていては手が届くはずもないと感じていたので、迷いはなかった」

今年1月に、4回目のパリへと向かった。現地でファッションブランドへの突撃訪問や数多くのメールを送る中で、日本のファッションブランド「ヨシオクボ」から返信が届いた。

「明日のオーディションに来れるか」。パリコレの開幕、わずか1日前のことだった。選考を突破し、夢のランウェイへのチケットを手にしたが、当日も順風満帆には進まなかった。

出番の直前になり、スタイリストに着せられた衣装の着こなしが違うとデザイナーから指摘を受けたのだ。急いで着直すも自分の出番の時間はとうに過ぎていた。準備ができたのは、ブランドの持ち時間が終わる直前だった。
当日に出演がなくなることも多々ある厳しい世界。それでも細川さんの熱意もあって、ブランドのラストルック(トリ)を任された。夢をかなえ、「あっという間でしたが言葉にならない最高の気分だった」と振り返る。「今後も国内外で活躍できるよう、がむしゃらに夢を追い続けたい」

 
(写真)ヨシオクボのモデルとして目指し続けてきたランウェイを歩いた