Column:Interview
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2021年5月1日号
【卒業生訪問!】応援される選手を育てる
女子野球界に恩返しを
松本国際高校女子硬式野球部 長田夏美 監督(教養学部2013年度卒)

「野球を楽しみ、その中で成長してほしい」

4月10日に付属静岡翔洋高校女子硬式野球部が初めての練習試合で対戦した松本国際高校を率いる長田夏美監督。自身も埼玉栄高校の女子硬式野球部でプレーし、2度の全国制覇を経験した。

指導者を志し、東海大学進学後は硬式野球部初の女子学生コーチとなった。「高校時代はみんなでわいわいプレーする楽しさがありましたが、大学では変化球の曲がり方からランナーの動き、戦略など細かな部分を学び、研究する中で、野球の面白さと奥深さを知りました」。読売ジャイアンツの菅野智之選手(体育学部卒)らプロで活躍するチームメートを間近で見つめ、練習のサポートや指導にも携わった。「技術よりも人間性が大切。そういう選手が応援され、活躍している」

卒業後は地元・宮崎県の鵬翔高校の野球部で4年間部長教員を務め、2019年に5人で創部した松本国際高女子硬式野球部の監督として着任した。他校との合同練習や試合に参加したり、プールでトレーニングを積んだりと、幅広い練習を取り入れながら1年目は基礎を固めた。部員がそろった2年目は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けながらも、今年3月に全国大会に初出場した。

現在は22人の部員を指導する。「最初はこんなにもできないのかと思いました(笑)、明るく楽しく野球をやる雰囲気があり、日々成長しています。課題も多いけれど、自分で考え実践できる選手を育てていければ」と青写真を描く。選手として、指導者として培った経験を糧に、「女子野球界に恩返しをしたい」。

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(写真)東海大野球部に入部当初は苦手だったノックも今ではお手のもの