Column:Interview
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2022年1月1日号
アメリカを拠点に水汚染問題解決に挑む
田中ナビユさん(工学部原子力工学科2019年度卒)

「日本では水道の蛇口をひねればきれいな水が出てきますが、世界的に見れば当たり前ではありません。アメリカ国内でも鉛の含有量が多いなど口にできない水が数多く見つかっており、自分の研究が解決の糸口につながればと日々努力を重ねています」

東海大学での学びを生かし、世界の水汚染問題解決に挑む田中ナビユさん。

2019年度に工学部原子力工学科を卒業後、教員らの推薦を受けてアメリカ・カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)に進学。21年5月に原子力工学専攻修士課程を修了した。

「高校時代に原子力に興味を持ち、東海大への進学を決めましたが、在学中には多様なエネルギー分野の知識を養えました」と振り返る。UCバークレーでは、プラズマ技術を応用した高電圧浄水に関するプロジェクトチームを立ち上げた。リーダーとして研究を率先し、同校が選出する「革新的アイデア賞」も受賞。同校在学時について、「期待を胸に世界に進出し、約1年の間に大きな成果を残すことができた」と語った。現在はカリフォルニア大学のサポートを受けながら、アメリカ東北部や貧困層の居住区、さらに発展途上国の水汚染問題解決に向け、研究を進めている。

「学生のときから多くの国を訪れ、知見を広げられたからこそ、今があります。教職員の皆さんは私の挑戦を全力でサポートしてくれました。これからも一研究者として、社会問題の解決に全力で取り組んでいきます。東海大やUCバークレーで身についた向上心はずっと忘れずにいたいですね」

 
(写真)UCバークレー原子力工学専攻修士課程を修了後も研究者の道を歩む(写真提供=本人)