特集:東海大生200人に聞きました
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2021年7月1日号
ネットショッピングの利用者が増加
コロナ禍で購入する商品に変化

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの人が外出を自粛したり、店舗側が時短営業や営業を控える中、ネットショッピングの利用率が増えている。総務省が実施している「家計消費状況調査」でもネットショッピング利用世帯の割合が、2020年4月の47.3%から、21年4月は52.4%と上昇しいる。不要不急の外出の自粛が呼びかけられる中、東海大生はどのくらいの頻度で利用し、何を購入しているのだろうか。100人に聞いた。 (構成・編集部)

18年度に本紙で実施したネットショッピングに関するアンケート(調査回答数=200人)では、「利用していますか?」の質問に、「よく利用する」と答えた学生は27%だった。そこから今回は45%に増加。「ときどき利用する」も含めると87%が活用していることがわかった。

その理由は、「欲しいものがすぐに探せる」「店舗に行かずにすむ」「品ぞろえが豊富」の3つが上位に。学業やアルバイトなどで多忙な中、どこでも好きなタイミングで必要なものを購入できる利便性が好評のようだ。また、「実際に店舗に行くより格段に安く購入することができる」(政治経済学部3年・女子)や「送料はかかるが、店舗まで行く交通費に比べれば安い」(文化社会学部2年・男子)など、経済的なメリットを挙げる学生も。

一方、「積極的に利用しない理由」として多かったのは、「店舗で実物を見て買いたい」の9人で、「決済方法やセキュリティーが不安」が6人と続く。利用率が増加していても、「服は試着できないので、サイズが合っていても、自分の体格には合わないことがあった」(健康学部3年・女子)や「情報流出によるクレジットカードの不正利用なども話題になっているので、怖い一面もある」(工学部4年・男子)など不安を感じる学生もいるようだ。

購入品に目を向けると、18年度の調査で最も多いのは「衣類、靴、アクセサリー」だったが、今回は「生活用品、日用品」に変化。18年度の調査時は4位だったが、コロナ禍で外出を控え需要が高まった。「友達に会えない期間が続いたので、誕生日プレゼントをオンラインで購入して送った」(教養学部3年・女子)との声も聞かれた。

ネットショッピングは、さまざまなニーズに応えるサイトが出るなど多様化している。上手に活用すれば、学生生活がより豊かになるだろう。

学生たちの声から
Q.ネットショッピングを利用してよかったこと、困ったことは?
▼時間を有効に使えて、手に入りにくいものも買えるのはメリット。数年前のイベントグッズや廃版になったものなど希少な商品も手に入れられるのがとてもうれしい(工学部3年・女子)
▼一人暮らしで重い飲料を部屋まで運ぶのは大変なので、ネットで買って配達してもらっている(農学部2年・女子)
▼注文してから早くて翌日、遅くても2日後には届くのですごく便利。また、数点まとめて注文して、試着後に購入・返品が選択できるシステムもあって面白い(工学部4年・男子)
▼お店だと雰囲気に流されて必要なくてもついつい買ってしまうが、ネットの場合は吟味したり時間をかけたりして本当に必要なのか考えてから購入できる(海洋学部4年・女子)
▼近くの店舗にない商品でもネットですぐに購入できる。特に専門書などは書店に行ってもないことが多いので、ネットで購入している(医学部2年・女子)
▼ショッピングサイトのレビューを見て、購入した人の意見や感想を参考にして買えるので便利(健康学部2年・女子)
▼ネットショッピングは店舗に行くより安く買えるが、その手軽さからお金を使いすぎてしまうことがある(情報通信学部4年・女子)
▼代金を払ったのに荷物が届かず、後になって銀行の調査で詐欺だったことがわかった。そこまで高い買い物ではなかったので、これはこれでいい経験になったと思うようにしている(工学部2年・男子)
▼ネットショピングは物欲に際限がなくなってしまう。購入の手続きをしてから数日後に商品が届くので、「なぜこれが欲しかったのか」がわからなくなることがある(情報通信学部4年・男子)
▼画面で見たイメージと実物が違う場合もあるのでよく検討してから購入したほうがいい(観光学部3年・女子)

 
【学生アンケート調査】●調査期間:2021年4月28日〜5月12日●調査対象者:東海大学在学生(湘南校舎:56人、代々木校舎:2人、高輪校舎:9人、清水校舎:14人、伊勢原校舎10人、熊本校舎:4人、札幌校舎:5人)●調査回答数:100人●調査方法:東海大学新聞WEB版のアンケートフォームから回答を得る