News:学生
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2020年7月1日号
【吹奏楽研究会】リモート合奏に思いを乗せて
オンラインで活動を再開

新型コロナウイルスの感染拡大により、東海大学では部活動やサークルの課外活動自粛が続く中、湘南校舎の吹奏楽研究会がオンラインで活動を再開している。リモート合奏やSNSでの情報発信のほか、他大学との連携企画にも参加して、コロナ禍でも“音楽の輪”を絶やさずにいる。

3月に出場を予定していた全日本アンサンブルコンテストが中止となり、4年連続で金賞を受賞していた秋の全日本吹奏楽コンクールも5月に中止が発表された。主将の丸山雄樹さん(理学部4年)は、「目標としていた舞台がなくなり、落ち込んでいる同期も多かった。一人暮らしのアパートで音を出せない、楽器が大きくて持ち帰れないといった学生も多く、自宅での個人練習も差が出てしまう」と語る。

そんな中、同じ悩みを抱える学生同士が連携し、WEBビデオ会議システム「Zoom」を通じて交流する「盛り上げよう!大学吹奏楽!」の取り組みが企画された。

東海大も毎年参加している3月の「大学ジョイントコンサート」が中止となったことを受けて始まったもの。各大学が交代で運営を担い、全国の大学から参加者を募集。東海大からは丸山さんが運営メンバーとして参画し、5月末から毎週末、交流会や勉強会を開催している。

6月6日には、東海大の音楽監督を務める加養浩幸客員准教授(教養学部)によるトークセッションが開かれた。12大学から約60人の学生が参加し、作品の著作権やおすすめの楽曲、教員を目指す学生へのアドバイスなど、多岐にわたるテーマについて語られた。

「仲間が待っている」新入生にメッセージ

部員が集まれない一方で、「入部希望者は過去最多で、目標としている50人に届く勢い」と丸山さん。自粛期間でも活動内容を知ってもらおうと、Twitterで例年出演しているイベントやコンクールの様子を紹介した。また、「“こんな仲間が待っているよ”と伝えられれば」と、リモート合奏の動画も制作。6月5日に第1弾として、ホルン、サックス、フルートの各パートが趣向を凝らした動画をアップした。

丸山さんは、「今後は、アンサンブルコンテストに出場する予定だったメンバーや、部員全員の合奏を配信する予定。自宅で演奏できない学生はダンスで参加するなど、全員が参加できる方法を考えたい」と話している。

 
(写真上)6月6日の「盛り上げよう!大学吹奏楽!」のトークセッションでは、吹奏楽研究会の加養音楽監督(中央)が講師に。多岐にわたるテーマで参加学生たちと語り合った
(写真下)フルートパートのリモート合奏では料理番組のテーマ曲を演奏し、音楽に合わせて調理にも挑戦