特集:東海大生200人に聞きました
2015年6月1日号
あなたのストレス解消法は?
食べる、寝る、遊ぶ……

ゴールデンウイークも終わり、授業や課外活動が本格化する中で、なにかとストレスを感じている学生も多いのでは? 今回は東海大生200人にストレスについてアンケート。社会心理学が専門の浅井千秋教授(文学部)にその対処法を聞いた。



6割以上の学生が「最近ストレスを感じたことがある」と答えた今回のアンケート。その原因を聞いてみると、「勉強」「就職活動や将来について」「人間関係」がほぼ同数のトップ3に。

では、学生はどんな方法でストレスを解消しているのだろう。アンケートでは運動、睡眠、好きなものを食べるとの回答が目立った。一方、「答えが出るまで悩み続ける」(生物学部2年・男子)、「試合前にプレッシャーを感じることもありますが、結果を出して将来につなげるため、競技に集中する」(体育学部3年・男子)など、ストレスに向き合うことで解決しようと奮闘する声も聞かれた。

「一人で何かをするよりも誰かに話を聞いてもらうことが一番の解消法になる」(工学部・女子)、「仲間とサウナに入りながら相談する」(海洋学部2年・男子)という回答も。

原因も対処法も人それぞれ。多様な声を参考に、自分なりの解消法を見つけてみては?(構成・編集部)


対処法のレパートリーを増やそう
文学部心理・社会学科 浅井千秋 教授

困難な課題を前にすると、たいていの人はストレスを感じます。多くの学生にとって勉強や就職活動、人間関係などは、「失敗したら大変だ」と思う困難な課題です。

ストレスへの対処には主に2つの方法があります。1つは問題解決的な対処。たとえば、勉強すれば成績がよくなる、就職活動を頑張れば内定がとれる、周囲の人に配慮して人間関係を良好に保つなど、ストレスの原因自体を解決するものです。2つ目は、緊張をほぐしたり落ち込んだ気持ちを上向きにするなど、情緒的な対処です。

スポーツや睡眠、飲食などのストレス解消法は気分転換になりますが、問題を解決せずにそれらの行為に逃避してしまうのはよくありません。2つの対処法をバランスよく活用することが大切です。

また、友人や家族、先輩など信頼できる人に相談することも有効です。精神的な悩みを打ち明けられるカウンセラーや相談窓口の存在を知っておくと心強いですね。

学生時代にストレス対処のレパートリーを増やしておくことは、社会に出てからも強みになります。

Monitor’s VOICE
私の解消法はこれだ!
★カラオケで熱唱
(生物学部4年・女子)
切羽詰まって自分でも「余裕がなくなっているな」と感じたときは、カラオケに行って思いきり歌います。気持ちが落ち着いて冷静になり、よい気分転換にもなります。

★思い切りカラダを動かす(基盤工学部3年・男子)
とにかく体を思いっきり動かします。汗だくで息切れするぐらい動けば、ストレスのことも日ごろの悩みも考えられなくなります。ストレス解消のポイントは、一時的にストレス環境から逸脱すること。好きなことを好きなだけやるのもいいですね。

★スイーツを食べる
(工学部3年・女子)
私のストレス解消法の一つは、おいしいものを食べること。甘いものが好きなので、スーパーやコンビニなどでプリンやチョコレートなどスイーツを買い込んでいます。また、趣味に没頭することも解消法の一つ。最近はアクセサリーのハンドメイドに凝っています。

★困ったら友達に相談
(国際文化学部4年・女子)
大学に入った当初「何を目的に学べばよいのか」「友達はできるのだろうか」といった不安や、初めて家族から離れての一人暮らしが心配で、多くのストレスを感じていました。でも、入学したばかりなのでそれを誰にも言えませんでした。あのころ、現在のように気軽に相談できる友人がいたら心が軽くなったのではないか思います。

学生たちの声から
▶ ランニングして汗を流す(情報通信学部4年・男子)
▶ フットサルを全力でする(基盤工学部3年・男子)
▶ スポーツで気分をリフレッシュする(国際文化学部3年・女子)
▶ 就活は大変です。ときどき頭を切り替えてリフレッシュする時間をつくるようにしています(総合経営学部4年・男子)
▶ カラオケに行って熱唱する(理学部1年・女子)
▶ 汗だくで息切れするぐらい動けば、ストレスもそれ以外のことも考えられなくなります。好きなことを好きなだけやるのもいいと思います。ストレス解消のポイントは、一時的にストレスの環境から逸脱することだと思います(基盤工学部3年・男子)
▶ ストレスがあったから今の自分になれたと前向きに考える。ストレスがないとむしろだらだらしてしまいそう(体育学部3年・男子)
▶ 自分の時間をきちんとつくる、規則正しい生活をすることなどを心がけています(文学部1年・女子)
▶ ツイッターでつぶやいたり、オフ会やゲームセンターに行ったりすることが私の解消法(情報通信学部2年・女子)
▶ 考え方を変えるようにする。例としては、テストで悪い点を取った→伸びしろがある! など(国際文化学部3年・女子)
▶ 眠って時間が経つといつの間にかスッキリ(法学部4年・男子)
▶ ストレスをため込む性格ではないが、いやなことがあっても寝て忘れる(医学部1年・女子)

 
【学生アンケート調査】●調査期間:2015年4月中旬●調査対象:東海大学在学生(札幌校舎11人、代々木校舎5人、高輪校舎10人、湘南校舎121人、伊勢原校舎16人、清水校舎17人、熊本校舎13人、阿蘇校舎7人)●調査回答数:200人●調査方法:ヽ慇献皀縫拭爾縫瓠璽襪妊▲鵐院璽箸鯒杰し回答を得る▲ャンパス内でアンケート用紙を直接配布し回答を得る