News:付属諸学校
2015年9月1日号
学園オリンピックスポーツ大会
50回の節目を迎える
伝統引き継ぎさらなる発展へ



東海大学が付属高校生を対象に毎年実施している学園オリンピックスポーツ大会が、8月6日から8日まで湘南校舎で開催された。50回の節目を迎えた今大会は、男子8種目、女子7種目が行われ、猛暑に負けない熱い戦いが繰り広げられた。

1964年8月、10月に開かれる東京オリンピックに先駆けて、湘南校舎を会場に開催された第1回学園オリンピックスポーツ大会。当時は付属8校から432人が参加し、柔道や陸上競技など6種目が行われた。開会式では大会会長を務めた学園の創立者・松前重義博士が、「本大会を通じて若き日に体躯を養い、お互いの親睦を深めてほしい。また、スポーツマンシップで技を競い、学園の意気を示してほしい」と呼びかけた。

その後、65年と74年に2度の中止があったものの、半世紀の時を経て迎えた今年の50回大会では、13校から2071人の選手が出場した。

今村修大会実行委員長(体育学部長)は、「歴代の先輩方も湘南校舎に集い、日ごろの練習の成果を発揮してきた。その姿が今も変わらずに残っていることが素晴らしい」と話した。

“灼熱”の中で奮闘相模高がアベックV

連日35度をこえる記録的な猛暑の中で行われた今大会。開会式では、運営に参加した体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科の学生が、熱中症に対する基礎知識を生徒に説明。期間中にはスポーツドリンクを配布するブースも設置された。

多くのサポートを受けて選手たちも奮闘。陸上競技では2種目で大会新記録が飛び出すなど、歴史に新たな1ページを刻んだ。生徒からは、「多くの先輩が参加してきた節目の大会に出場できてうれしい」との声が聞かれた



なお総合結果は、男子が5種目、女子は4種目で3位以内に入った付属相模高校がアベック優勝を果たした。

今村委員長は、「創立者の思いを継承してきたからこそ、これだけの伝統が築けた。これまでの歴史を大事にして、100回目の開催に向けて生徒たちの成長につながる大会になっていければ」と話している。



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(写真上から)
▽2071人の選手が出場した今大会。陸上競技では各校の大きな声援の中、4×100奪螢譟爾覆19種目を実施。2種目で大会新記録が生まれるなど、新たな1ページが刻まれた
▽第1回大会開会式で松前重義博士が参加者に向けてあいさつをしている様子。1号館左手前に見える白い建物がある位置には現在、8号館が建てられている。(写真提供=学園史資料センター)
▽スポーツドリンクを配布するブースには多くの選手が集まった
▽各競技で熱戦が繰り広げられた
Key Word
学園オリンピック
東海大学が学園の中高生を対象に、若い才能の早期発見と成長支援などを目的に実施している。1964年にスポーツ大会として始まった。夏季セミナーは国語、数学、理科、英語、芸術(造形)、知的財産、ディベートの7部門。芸術(音楽)部門は5月に湘南校舎で行われている。