特集:東海大生200人に聞きました
2016年10月1日号
メッセージングアプリ利用率98%
使っているのが当たり前!?

「LINE」や「Messenger」などのメッセージアプリを使っていますか?東海大生200人にアンケートしたところ、使用率は98%。ほぼすべての学生が利用しているのだから、キャンパスのあちらこちらでやりとりする姿を見かけるのも、うなずける。友人や家族に簡単に連絡がとれる便利なツールだが、学生はメッセージアプリを通じたコミュニケーションについてどう考えているのだろう?(構成・編集部)

「メッセージアプリを使う理由は?」と聞くと、120人が「操作が簡単」と答え、「皆が使っているから」が112人で続く。「チャット形式で相手とのやりとりが振り返りやすい」(工学部3年・男子)、「友人のほとんどが使っているので仕方なく始めたが、今では欠かせない」(健康科学部3年・女子)と答える学生も多く、手軽さが使用率の高さにつながっているようだ。 

さらに、これらアプリの多くが複数人と同時に会話できる「グループ」をつくれるため、「一度に大勢とやりとりできるから」と答えた学生も98人いた。

学生の中でも圧倒的なシェアを誇るLINEのスタンプ機能も好評で、「あえて、文字を打たずにスタンプだけで会話することもある」(政治経済学部1年・男子)と話す学生も。

しかし、使用率が高ければ自然と不満の声も上がるもの。「容易に連絡がとれるようになり、返信に追われるようになった」(文学部2年・男子)、「LINEでの短い会話に慣れてしまい、長文を読んだり、文章を書いたりすることが苦手になった」(生物学部2年・女子)といった声も上がった。

そんな意見を知ってか知らずか、2%の学生は「使っていない」と回答。「メールや電話で十分」(法学部1年・男子)、「頻繁に通知が来て面倒」(経営学部2年・男子)、「流行に左右されたくない」(教養学部3年・男子)と、高い使用率の中でもかたくなな姿勢を貫いているようだ。

賛否両論さまざまな声が聞こえるが、「アプリに問題はない。使い方次第」(情報理工学部1年・女子)ということではないだろうか。

学生たちの声から
▶災害時にも、連絡がとりやすく既読機能も安否確認に生きる(海洋学部2年・男子)
▶連絡をとる機会が増えて、多くの友人と親しくなれる(工学部1年・女子)
▶連絡先の交換が簡単。ただ、アプリに依存していると、誤って消してしまったときが怖い(体育学部3年・男子)
▶グループ機能は便利だが、自分に関係のないやりとりまで流れるので、面倒(文学部3年・男子)
▶大事な連絡がすぐに伝わってくるので便利(政治経済学部1年・男子)
▶多く連絡をとる中で、世の中には人間性を疑う人がいることがわかった(理学部4年・男子)
▶スケジュールの確認やこれまでに撮った写真を共有できるアルバム機能が便利(海洋学部4年・女子)
▶遠く離れた友達とも頻繁に連絡をとるようになったので、友情が長続きする(工学部3年・男子)
▶やりとりが簡単な半面、セキュリティーが不安(基盤工学部4年・女子)
▶1つのアプリに依存すると、個人情報が流出した際に被害が大きくなる(情報通信学部1年・女子)

monitor's Voive
大学生活に必要な情報もメッセージアプリで入手
平野恵菜さん(文学部広報メディア学科1年)

大学に進学してわずか半年ですが、メッセージアプリは、すでに私たちのキャンパスライフに欠かすことのできないツールになっていると感じています。

友人との連絡はもちろんですが、キャンパスライフに必要な情報の多くを入手することができるからです。

入学後すぐに、同じ学科の新入生が集まる「グループ」から招待されました。すでに100人をこえる同級生が登録しており、私も慌てて参加しました。

そこには、学生がキャンパス内の掲示板で見つけたガイダンスの日程や授業の教室など、必要な情報が写真で送られてきました。ときには、「授業の教室がわからないので、教えてください」といった質問も投稿され、見た人からすぐに回答が送られています。

先輩の所属しているゼミでは、先生も交えたグループが形成されており、連絡の多くがメッセージアプリを通じて行われるそうです。

学生の中にも根づき、キャンパスライフをより便利にしてくれるメッセージアプリ。今後どのような機能が追加され、生活に変化が生まれていくかも楽しみの一つです。