Column:Interview
2014年4月1日号
作業所長として18号館建設に尽力
知識と経験を注ぎ、感動与える建物に
大成建設株式会社横浜支店
佐々木 敏さん(工学部1989年度卒)

理工系の教育研究施設として湘南校舎に誕生した18号館。工学部建築学科を1989年度に卒業した佐々木敏さんは、建設現場を取り仕切る作業所長を務めた。工事開始の2013年2月から、多いときには1日に200人をこえるスタッフを束ねた。「建物は利用されて初めて魂が入ります。この校舎がどんな姿になっていくか、今から楽しみです」とほほえむ。

仕事の原点には、入学した86年の6月に完成した12号館との出会いがある。学科の製図室があったことから、授業や課題のたびに利用したという。「人の導線がよく計算されており、仲間ともコミュニケーションがとりやすかった。使い勝手のよさに衝撃を受け、人を感動させられるような建物を造りたいと心の底から思いました」

大成建設入社直後には92年完成の14号館建設に参加。95年の阪神・淡路大震災では勤務先の神戸市で被災し、街の再建にもかかわった。そうして迎えた2011年、18号館の工事を請け負うことが決まった際、作業所長を志願した。「当時大きな現場を抱えており、仕事は忙しかった。それでも、母校のために自分の知識と経験のすべてを注ぎ込みたい
一心で手を挙げました」

「努力する者は報われる」がモットー。「やると決めたことは中途半端にせず、全力を出しきる。そうすれば経験が積み重なって自分が成長していけると思うんです」。「携わった建物はすべて人生の一部」と語る佐々木さん。「使う人に感動を与えられるようなものづくりを目指して、これからも全力投球していきたい」

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(写真)後輩たちには、「遊びも勉強も全力で取り組んでほしい」と語る